「明礬温泉」は何と読む?難読温泉地名クイズ

更新日:2022年10月24日

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ともきち

温泉が好きで、年に数回は友人や家族と国内旅行を計画し、色々な温泉地へ出かけています。温泉の中でも、濁り湯の露天風呂が特に好みです。旅先では、有名観光地や絶景スポットをひと通りまわり、地元の名物料理やお菓子の食べ歩きも欠かしません。旅好きならではの視点で、温泉地の情報や温泉にまつわる知識など、魅力あふれる記事をお届けします。

これが解けたらあなたも漢字博士!
正解率はたった2%の超難問。
あなたは読める?さあ、読めそうで読めない難読温泉地名に挑戦だ。

出典:PIXTA

「明礬温泉」は、大分県にある温泉地。

江戸時代に「明礬(湯の花)」の採取地として全国一の質量を誇り全国に名を馳せた野田・鶴見明礬山に由来していると言われています。

明礬温泉は、採取事業の隆盛とともに湯治場として発展してきました。

さて、「明礬温泉」はなんと読むでしょうか?

「明礬温泉」の答えはこちら。読めましたか?

正解は、「みょうばんおんせん」でした。

明礬温泉とは、どんな温泉地か詳しくみていきましょう!

明礬温泉とはどんな温泉?

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明礬温泉は、大分県にある別府温泉郷の一つです。

地下約30cmに温泉脈を持ち、さまざまな場所から硫黄の香りいっぱいの温泉蒸気が噴き出しています。

湯の花作りがおこなわれる「湯の花小屋」と呼ばれる、三角屋根のわら葺き小屋も至る所に点在しています。

立ち上る湯けむりと湯の花小屋の風景は、国の重要文化的景観に指定されています。

明治創業の老舗旅館をはじめ、風情あふれる温泉宿が多いのも明礬温泉の特徴です。

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明礬温泉では、別府でも珍しい硫黄の香り漂う白濁の湯をはじめ、単純泉、含鉄泉、酸性泉、炭酸水素泉など、バラエティー豊かな泉質が楽しめます。

温泉成分を凝縮して作られる天然の入浴剤「湯の花」も名物で、湯の花を配合した石鹸や化粧品などもお土産に人気です。

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温泉入浴も兼ねて、約1万坪もの広大な土地に湯の花小屋が建ち並ぶ「明礬 湯の里」を訪れてみては?

明礬温泉の魅力をコンパクトにまとめた、湯の花テーマパークです。

湯の花小屋内の見学が無料でできたり、大分の郷土料理がレストランで味わえたり、湯の花グッズをショッピングしたりと、楽しみ方はさまざまです。

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別府温泉の代表的な観光スポット「地獄めぐり」も明礬温泉から車で5〜10分ほどで訪れることができます。

海地獄、血の池地獄、白池地獄、龍巻地獄など、それぞれ個性溢れる地獄はどれも迫力満天。

地中深くから噴出する熱泥や噴気を目の当たりにする貴重な体験ができます。

<温泉地詳細>
・住所:大分県別府市明礬
・アクセス方法:
-「博多駅」からバスに約2時間半乗車し「別府北浜」でバスを乗り換え、約30分で「明礬」へ。下車後すぐ。
-「大分空港」からバスで約30分で「明礬」へ。下車すぐ

明礬温泉へ行ってみよう!

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別府湾と山の美しい自然の両方に恵まれた明礬温泉。

湯量豊富で効能の高い湯に浸かり、観光やグルメも楽しむ旅へ出かけませんか。