【漢字穴埋めクイズ】次の□に入る漢字は何でしょうか?


更新日:2022年12月21日

この記事を書いた人

ともきち

温泉が好きで、年に数回は友人や家族と国内旅行を計画し、色々な温泉地へ出かけています。温泉の中でも、濁り湯の露天風呂が特に好みです。旅先では、有名観光地や絶景スポットをひと通りまわり、地元の名物料理やお菓子の食べ歩きも欠かしません。旅好きならではの視点で、温泉地の情報や温泉にまつわる知識など、魅力あふれる記事をお届けします。

子供から大人まで楽しめる、脳トレ漢字クイズで頭の中をリフレッシュ!
矢印の方向に熟語が読めるように考えましょう!すると…ぽかぽか心あったまる〇〇にまつわる熟語が出てきます。
楽しく学んで、国語力・温泉知識をアップさせましょう。

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さて、上下左右で4つの2字熟語を成立するためには、中央の□にどんな漢字1文字を入れると良いでしょうか?ぽかぽか、心も体も温まるアレにまつわる熟語がずらりと浮かんできますよ。

真ん中に入る1文字、分かりましたか?正解はこちら。

正解は、「石」でした。

それぞれの2字熟語の意味の違いをご存知でしょうか?

1. 巨石とは

巨石(きょせき)とは、読んで字のごとく非常に大きな石のことです。

日本には、巨石をくり抜いた浴槽で楽しめる温泉があることをご存じでしょうか?

例えば、山形の上山(かみのやま)温泉にある「はたごの心 橋本屋」では、蔵王の巨石をくり抜いた露天風呂が楽しめます。

温められた石から出る遠赤外線で身体の芯からポカポカに温まり、また、石のしっとりとした肌ざわりはリラックス感を高めてくれます。

2. 鉱石とは

鉱石(こうせき)とは、以下のように解説されています。

人間生活にとって有用で、経済的価値をもち、かつ技術的に採掘・生産が可能な鉱物あるいは鉱物の集合体のこと

引用:日本大百科全書(ニッポニカ)

一口に鉱石といってもさまざまな種類がありますが、中には、お湯につけるとミネラル分が溶け出すものがあり、人工温泉として使用されています。

例えば、遠赤外線効果によって身体をしっかりと温めてくれる「トロン」や、神経痛・肩こりなどの効能を持つ「光明石」などが代表的な鉱石です。

温泉旅館やホテルをはじめ、スーパー銭湯などでも、鉱石による人工温泉を楽しむことができます。

3. 石灰とは

石灰(せっかい・いしばい)は、生石灰(酸化カルシウム)と消石灰(水酸化カルシウム)の総称です。

生石灰に二酸化炭素を反応させるか、消石灰に加水すると、炭酸カルシウムに変化します。
この炭酸カルシウムは、温泉に含まれる成分の一つで、血流を促し新陳代謝を活発にするといわれています。

また、多量のカルシウムイオンを含む温泉では、炭酸イオンなどと結合して大量の石灰華(せっかいか)が見られます。

石灰華は一部の温泉でみられる沈殿物、いわゆる湯の花(華)と呼ばれるもので、炭酸カルシウムを主成分としています。

4. 石室とは

石室(せきしつ・いしむろ・いわむろ)にはいくつかの意味がありますが、その一つとして、天然の岩のすき間を利用した天然のほら穴や、石を積んだりして造った小屋のことを指します。

石室は、サウナや蒸し風呂にも利用されています。

江戸時代からの歴史があると言われる古代の石室サウナが体験できる香川県さぬき市の「からふろ」や、鎌倉時代に造られたという大分県別府市の「鉄輪むし湯」などの歴史ある施設をはじめ、長崎県諫早市にある「御湯神指しベストパワーランド」などの温泉施設でも楽しめます。

石にまつわる温泉を訪れ、体の芯から温まりませんか?

出典:PIXTA

今回は、石にまつわる温泉のことを紹介しました。それぞれの言葉を理解すれば、より温泉の楽しみが広がるはず。

このクイズをきっかけに、体を芯から温めてくれる石に関連する温泉へ出かけてみてはいかがでしょうか。