歴史は新しいが奥が深い!石和温泉の過去を紐解く


石和温泉の歴史を辿る主なスポットを紹介

鎌倉時代からの歴史がある石和の地には、武田氏に因んだ歴史的スポットが多くあります。

石和温泉を見下ろす大蔵経寺山の麓にある「大蔵経寺」

提供:大蔵経寺

大蔵経寺(だいぞうきょうじ)は、山梨県笛吹市石和町松本に所在する寺院で、石和町北西にある大蔵経寺山南麓に位置しています。

提供:大蔵経寺

大蔵経寺は甲斐真言宗七壇林(だんりん)のひとつで、本尊は不動明王です。寺伝によると、奈良時代の僧侶である行基(ぎょうき)によって722年に開創されたとしています。

提供:大蔵経寺

また、甲斐国志によると、室町時代に将軍・足利義満(あしかがよしみつ)の庶子(しょし:本妻以外の女性から生まれた子)とされる観道(かんどう)によって再興されました。

その後、武田信成(たけだのぶなり)によって再興され、大蔵経(だいぞうきょう)を奉納したことから現在の寺名になっています。

武田家の氏神として代々崇敬された「石和八幡宮」

提供:石和八幡宮

石和八幡宮(いさわはちまんぐう)は、山梨県笛吹市石和町に所在する神社で、天足彦国押人命(あめたらしひこくにおしひとみこと)を祀っています。

提供:石和八幡宮

源氏の氏神である八幡信仰の神社であり、中世では甲斐国守護の武田氏の歴代当主が尊崇していた神社です。

甲斐国守護職だった武田信光(たけだのぶみつ)により、鶴岡八幡宮から勧請合祀(かんじょうがっき)し国衙八幡宮(こくがはちまんぐう)と改めたのち、石和八幡宮と称しました。

 

祭神は武田信玄公「武田神社」

提供:武田神社

武田神社は山梨県甲府市古府中町2611に所在し、名将武田信玄を祀っている神社です。この神社は信虎、信玄、勝頼の三代が住んでいた躑躅ヶ崎館跡(つつじがさきやかたあと) に建立され、戦国時代のファンだけでなく、百戦錬磨の武田信玄の勝運にあやかろうとする多くの人が参拝に訪れます。

提供:武田神社

躑躅ヶ崎館跡(つつじがさきやかたあと)は、武田氏館跡として国の史跡に指定されており、山梨県内では甲州市の勝沼氏館と並んで資料価値の高い城館跡です。

提供:武田神社

武田神社は1915年(大正4年)、大正天皇の即位記念に武田信玄に従三位(じゅさんみ:位階及び神階における位のひとつ。簡単には地位や身分のひとつ)が追贈されたのを契機とし、翌年の1916年(大正5年)に武田神社奉建会が設立され、1919年(大正8年)に社殿が竣工しています。

武田家との関係が深い石和温泉へ歴史スポットを巡る旅へ出かけよう!

提供:武田神社

石和の地は温泉だけでなく、古くは鎌倉時代から栄えた政治・経済の中心でした。特に甲斐国の守護だった武田氏との関係が深く、武田氏縁の寺院や仏閣など多くの歴史的遺産あります。

温泉を楽しむことはもちろん、それらを見て歩くのも楽しい旅となるでしょう。

ぜひこの機会に石和温泉に出かけてみてはいかがでしょうか?