北アルプスの秘湯一軒宿【小谷温泉】源泉かけ流し|雨飾山登山口に湧く大湯元山田旅館の美肌硫黄泉
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湯あがり ぽか子
温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!
長野県北安曇郡小谷村、妙高戸隠連山国立公園内の標高850メートルの山腹に建つ大湯元「山田旅館」は、弘治元年(1555年)、川中島の合戦の際に武田信玄の家臣によって元湯が発見されたと伝えられる470年の歴史を持つ一軒宿です。
江戸時代建築の本館を始め木造建築6棟が文化庁の登録有形文化財になっており、江戸・明治・大正・平成とそれぞれの時代に建築された建物が軒を連ね、昔ながらの湯治場の風情を大切に残しています。
日本秘湯を守る会の加盟宿として、国民保養温泉地の指定も受けるこの温泉は、明治時代にドイツで開催された万国霊泉博覧会に登別・草津・別府とともに出泉された由緒正しき名湯でもあります。
目次
北アルプスの山腹へ 武田の隠し湯・470年の歴史

出典:山田旅館
JR大糸線・南小谷駅から村営バスで約35分、または国道148号の小谷温泉口交差点から県道114号を車で約10キロというアクセスです。
農閑期には湯治場として賑わい、糸魚川方面からも湯峠を越えて湯治客が訪れました。
日本海に面する能生の漁師の骨休めの場は必ず小谷温泉だったとされ、食料を持参して自炊し、一週間から10日間程度を過ごすのが当時の湯治スタイルでした。
山田旅館は現在も信州では珍しくなった自炊湯治ができる宿として、長期滞在での病後の療養や健康増進を目的とした湯治客が訪れています。
雨飾山登山・姫川渓谷・白馬 小谷村の大自然を巡る

山田旅館は百名山の深田久弥も親しんだ旅館で、雨飾山の登山基地にもなっています。
日本百名山・雨飾山(1,963メートル)の登山口へは宿から車で約15分、ブナ林の中を歩く登山道は高山植物が豊富で、山頂からは北アルプスの稜線が一望できます。
また1時間足らずで日本海に出られる立地を活かして、姫川渓谷の湯めぐりや白馬スキー場との組み合わせも定番です。
白馬村まで車で約40分、糸魚川のヒスイ海岸まで約1時間と、日本海と北アルプスを両手に抱えたドライブ拠点として理想的な立地です。
山の幸の手作り料理 素朴な田舎会席

出典:山田旅館
豊かな山の幸と地元の食材を使って、出来る限りの手作りに心がけた素朴な田舎会席スタイルで、四季折々の郷土の味が楽しめます。
自家製のなめこ味噌汁はリピーターが必ずおかわりするほどの評判で、山菜の天ぷら・きのこ料理・岩魚など北アルプス麓の素材が並びます。
宿泊者は自炊も可能で、山の幸を自分で調理しながら長期滞在する湯治スタイルも選べます。



