盛岡の奥座敷【つなぎ温泉】源泉かけ流し|御所湖を望む美肌の湯とわんこそば・チャグチャグ馬コの旅


出典:チャグチャグ馬コ保存会事務局
2026年7月14日

この記事を書いた人

湯あがり ぽか子

温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!

岩手県盛岡市、御所湖の静かな湖畔に旅館が点在する盛岡つなぎ温泉は、6つの源泉から毎分約2,000リットルもの豊富な湯が湧き出す「盛岡の奥座敷」です。

泉質は単純硫黄泉でpH8.7〜9.5という高アルカリ性。

硫黄の美肌効果と強アルカリが肌の古い角質をやわらかく落とす「化粧水のような湯」として、盛岡近郊の旅人に長年親しまれています。

御所湖のほとりへ 源義家の馬が繋がれた900年の湯

出典:盛岡つなぎ温泉観光協会

JR盛岡駅から路線バスで約40分、車なら東北道・盛岡ICから国道46号を秋田方面へ約15〜20分というアクセスです。

平安末期の開湯から明治・大正と発展してきたつなぎ温泉は、昭和41年(1966年)に御所ダムの建設にともなって御所湖が生まれると、湖畔の景観が温泉地の魅力に加わりました。

2023年4月には「盛岡市内にあることを伝えるため」の目的から「盛岡つなぎ温泉」に名称変更。

温泉神社(つなぎ温泉神社)には馬を繋いだという「繋石」が今も残されており、開湯伝説の舞台を訪ねる散策も温泉街の楽しみのひとつです。


小岩井農場・チャグチャグ馬コ・盛岡城跡 岩手の旅を組み合わせる

出典:チャグチャグ馬コ保存会事務局

つなぎ温泉を拠点にすると、岩手を代表する観光地への便利なアクセスが自慢です。

「小岩井農場」は温泉から車で約15分。日本最大級の民間農場として知られ、雄大な岩手山を背景に広がる牧草地と乳製品の直売所が四季を通じて旅人を迎えます。

毎年6月第2土曜日に行われる「チャグチャグ馬コ」は、華やかな装飾を身にまとった馬が盛岡市内をゆっくりと練り歩く国選択無形民俗文化財の行事で、その可愛らしい鈴の音が「日本の音風景100選」にも選ばれています。

盛岡市街の盛岡城跡(岩手公園)やわんこそばの老舗が並ぶ中心部へも車で30分以内とアクセスしやすく、岩手観光の理想的な拠点です。


わんこそば・盛岡冷麺・じゃじゃ麺 盛岡三大麺と岩手の食

出典:フォトAC

温泉の旅に欠かせないのが盛岡の食文化です。

「わんこそば」は給仕がお椀にそばを次々と注ぎ続ける盛岡名物で、「盛岡冷麺」は弾力のある麺とスープが特徴のコリアン由来のご当地グルメ、「じゃじゃ麺」は白い平麺に肉味噌をあえて食べる盛岡三大麺の一角です。

温泉街の宿では岩手産黒毛和牛や岩手短角牛・南部どりなどブランド食材を活かした会席料理も揃い、温泉と岩手の食を存分に楽しめます。