妙高の名湯【赤倉温泉】源泉かけ流し|妙高山麓のスキーリゾートに湧く秘境の硫黄泉


出典:赤倉観光ホテル
2026年7月18日

この記事を書いた人

湯あがり ぽか子

温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!

新潟県妙高市、妙高戸隠連山国立公園内の標高800メートルに広がる赤倉温泉は、文化13年(1816年)に高田藩主・榊原政令が藩の事業として引き湯したことに始まります。

源泉はボーリングをしない自然噴出で、新潟県一の豊富な湯量・毎分3,000リットル以上を誇る名湯です。

岡倉天心・与謝野晶子・尾崎紅葉ら文人墨客に愛された高原リゾートは、冬は赤倉観光リゾートスキー場のゲレンデと直結するスキーリゾートとして全国に知られています。

妙高山の霊泉へ 日本唯一の藩営温泉・200年の歴史

出典:赤倉温泉観光協会

上信越自動車道・妙高高原ICから車で約10分、しなの鉄道「妙高高原駅」からタクシーまたは無料シャトルバスで約10分というアクセスです。

北陸新幹線・上越妙高駅からは車で約30分と、首都圏・関西圏からの利便性も高い温泉地です。

親鸞上人が霊眼により湯の存在を悟り、人々に知られるようになったという伝説が残るこの霊泉は、江戸時代に高田藩が藩営で引き湯した日本唯一の藩営温泉という稀有な歴史を持ちます。

大正時代には岡倉天心・与謝野晶子・尾崎紅葉ら名士が別荘を建て乗馬やテニスを楽しむ高級避暑地として発展し、昭和12年(1937年)創業の赤倉観光ホテルがそのシンボルとして今も高原に聳えています。

毎日組合員が源泉まで登り湯の維持管理を続けるという姿勢が、200年にわたって良泉を守り続けてきた誇りを物語っています。


赤倉スキー場・いもり池・笹ヶ峰高原 四季の妙高を楽しむ

出典:赤倉温泉観光協会

冬は赤倉観光リゾートスキー場・赤倉温泉スキー場の2か所のスキー場が温泉街に隣接し、ゲレンデから直接宿に戻って源泉かけ流しの湯に浸かれる「スキーと温泉」の理想的な組み合わせが実現します。

パウダースノーと良質な湯の両方を求めて、冬シーズンには国内外から多くのスキーヤーが訪れます。

夏は妙高山への登山基地として、また「いもり池」の水面に映る逆さ妙高の絶景が人気です。さらに車で約30分の笹ヶ峰高原は、日本有数のブナの原生林と清冽な水の里として知られ、ハイキング・キャンプ・乗馬など多彩なアクティビティが楽しめます。

秋の紅葉期にはいもり池と妙高山が彩る景色が圧巻で、一年を通じて異なる表情を見せる妙高の旅拠点として申し分ない立地です。


越後の食・へぎそば・山の幸

出典:フォトAC

赤倉温泉の宿では越後の豊かな食材が食卓を彩ります。

新潟が誇る「へぎそば」は、海藻のふのりをつなぎに使った越後独特のそばで、独特のつるりとした喉越しと美しい翡翠色が特徴です。

宿の夕食では越後もち豚・妙高の山菜・きのこ・地酒など地元の恵みを活かした会席料理が楽しめます。

赤倉ホテルでは歴史と文化が薫る本物の温泉理想郷として、源泉かけ流しの温泉とともに地元食材を使った料理が提供されています。