「美人の湯」として知られる山口最古の湯【俵山温泉】源泉かけ流し|長門市・ゆず生産日本一の里と飲泉の旅
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湯あがり ぽか子
温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!
山口県長門市、山あいのレトロな温泉街に佇む俵山温泉は、防長四湯のひとつに数えられる名湯で、「全国平成温泉番付」では「西の横綱」にも選ばれています。
泉質はアルカリ性単純温泉・pH9.8〜9.9という日本最高水準の高アルカリ性で、自噴する5つの源泉はいずれも加水なし・源泉かけ流し。
泉質を守るため旅館16軒のうち内湯を持つのは1軒のみという全国でも稀有な「外湯文化」が、今も変わらず続いています。
目次
長門の山あいへ 白猿の伝説と1,100年の外湯文化

中国自動車道・美祢ICから車で約50分、JR美祢線・長門湯本駅から俵山方面行きバスで約30分というアクセスです。
薬師如来の化身仏が白猿に化けて里人に湯の場所を告げたと伝わるこの霊泉は、江戸時代には毛利藩主が家来200人を伴って湯治に訪れた記録が残る格式ある名湯です。
泉質の劣化を防ぐため限られた湧出量を加水せずに使い切るという徹底した信念から生まれた「外湯文化」。
旅館に泊まっても共同の外湯を利用するというこのスタイルは、全国でもほとんど残っていない貴重な湯治場の原型です。
長門湯本温泉・角島大橋・元乃隅神社 長門の旅と組み合わせる

俵山温泉から車で約30〜40分圏内に長門を代表する絶景が集まっています。
リニューアルで全国的な注目を集めた「長門湯本温泉」は音信川沿いの風情ある温泉地で、宿と外湯が一体化した観光地として整備されています。
また「角島大橋」はコバルトブルーの日本海に架かる全長1,780メートルの橋で、CMや映画のロケ地としても名高い日本屈指の絶景ドライブスポット。
「元乃隅神社」は断崖に連なる123基の赤い鳥居が有名で、CNNが「日本の最も美しい場所31選」に選んだことで世界的な観光地となっています。
ゆず生産日本一・長門産あわびと山口の食

出典:長門市役所
長門市は全国でもトップクラスのゆずの生産量を誇り、かつてはゆず生産日本一に輝いた産地です。
ゆずポン酢・ゆず胡椒・ゆず菓子など加工品の種類も豊富で、温泉街の売店でも地元産の加工品が並びます。
また長門の日本海では良質なアワビが水揚げされており、肉厚で旨みの深い長門産あわびは山口県を代表する高級食材として宿の食卓の主役を担います。



