【鳥取】「三朝温泉」1泊2日旅でラジウム温泉&三朝の文化に触れる


更新日:2021年5月10日

今回は、体を癒す効果があると言われる「ラジウム温泉」で有名な、日本百景にも選ばれた鳥取県の「三朝(みささ)温泉」1泊2日旅のプランをご紹介します。 ラジウム温泉は新陳代謝や免疫力を高める効用があると言われ、季節の変わり目など体調を崩しやすい時期におすすめの温泉です。 三朝温泉の温泉とグルメ、文化にも触れられるプランになっています。 ぜひ一度足を運び、心ゆくまで癒されてください。

この旅行プランはこんな人におすすめ

  • 1泊2日で温泉旅行に出かけたい
  • 世界屈指のラジウム温泉に浸かりたい
  • 文化や映画の舞台となった場所を訪れたい

旅のしおり

【Day1】

〈10:30〉三朝温泉バス停に到着
〈11:00〉陣所の館で文化に触れる
〈13:00〉喫茶 サンテでランチ
〈15:00〉かがり火の宿 有楽で立ち寄り入浴
〈17:00〉ホテルにチェックイン

 【Day2】

〈10:30〉恋谷橋を鑑賞・散策
〈12:30〉かじか亭でランチ
〈10:30〉清流荘で立ち寄り入浴
〈14:30〉三朝温泉街散策とお土産購入
〈17:30〉三朝温泉バス停を出発

 

三朝温泉1泊2日の旅スタート

【Day1】三朝温泉バス停(観光商工センター前)に到着

〈10:30〉
三朝温泉に着いたら、三朝温泉1泊2日観光のスタートです。

<参考>
【東京駅より】(新幹線のぞみ・約1時間40分)→名古屋駅→(新幹線のぞみ・約30分)京都駅(スーパーはくと・約30分)→大阪(スーパーはくと・約3時間)→倉吉→(バス・約30分)
【大阪駅より】(スーパーはくと・約3時間)→倉吉→(バス・約30分)

バス停は三朝温泉街の中に位置するため、バスを降りた瞬間から温泉街の雰囲気を楽しむことができます。

バス停には、お手洗いや休憩所はありませんので注意が必要です。

レトロな雰囲気がある三朝温泉の風情を楽しみながら、まずは三朝の文化を展示する博物館に向かいます。

<施設詳細>
・住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝
・観光マップ:Day1 A地点


↓ 徒歩約10分

【Day1】陣所の綱引きの綱を展示「陣所の館」で文化に触れる

〈11:00〉
三朝温泉に着いたらまずは「陣所(じんしょ)の館」で三朝の文化に触れましょう。

陣所の館は、日本国内外の伝統的な大綱引きに関する展示をしている博物館です。

三朝温泉では毎年5月3日、4日の夜に行われる「陣所の綱引き」が行われます。

陣所の綱引きは「東が勝てば豊作、西が勝てば商売繁盛」と古くから伝えられ、地元の方のみならず、観光客も参加する三朝温泉の一大イベントです。

陣所の館では、その綱引きで使用する藤かづらで編んだ大綱を間近に見ることができます。

タイミングによっては、弥生時代から伝わる歴史を伝えるガイドさんがいることも。

綱引きの歴史や祭りの歴史などを分かりやすく解説してくれるので、よい教養にもなるでしょう。

<施設詳細>
・住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝910-4
・電話番号:0858-43-3712
・営業時間:10:30~21:30
・観光マップ:Day1 B地点


↓ 徒歩約5分

【Day1】「喫茶サンテ」でふっくらもちもち三朝米と神倉納豆をいただく

〈13:00〉
三朝の文化に触れた後は、「喫茶サンテ」で三朝の味を満喫します。

喫茶サンテは三徳(みとく)川沿いの芝生広場の隣に建ち、背後の山と川を眺めながら静かな雰囲気の中でランチが楽しめるお店です。

三朝特産のお米をつかった白米、大粒の納豆や豆腐、豆乳などがセットになった「神のランチ」(850円)がおすすめ。

ふっくら、もちもちとしたお米は、噛むたびに甘味が口の中いっぱいに広がります。

また、神倉納豆はイソフラボンが通常の倍含まれる貴重な大豆を使用しています。

大粒のため歯ごたえがあり、ご飯との相性もばっちりです。

<店舗詳細>
・住所:鳥取県東伯郡三朝町横手15
・電話番号:0858-43-1116
・営業時間:9:00~17:00
・観光マップ:Day1 C地点


↓ 徒歩約10分

 【Day1】温度差のある湯が楽しめる「かがり火の宿 有楽」で立ち寄り入浴

〈15:30〉
ランチのあとは「かがり火の宿 有楽(ゆうらく)」で立ち寄り入浴をします。

有楽の入口にはかがり灯が置かれ、和の風情漂う温泉旅館です。

浴場は大浴場の内湯と露天風呂、貸切風呂の3種類があります。

内湯では一面がガラス張りになっており、明るく開放的で外の景色を楽しめる趣のある浴場です。

また、露天風呂は少しでも長く入浴でくつろげるよう、大浴場よりも少し湯温が低くなっています。

温度差のある温泉を入り比べしながら、静かで落ち着いた浴場でのんびりお湯が楽しみましょう。

施設内はほんのりとした明かりが灯り、気分を和ませてくれます。

<施設詳細>
・住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝642-1
・電話番号:0858-43-1121
・営業時間:10:00~23:00
・観光マップ:Day1 D地点


↓ 徒歩約10分

【Day1】ホテルにチェックイン

〈17:00〉
三朝温泉の1日目はここで終わりです。

三朝温泉街にある宿泊施設にチェックインします。

【Day2】

ホテルをチェックアウトし、まずは映画のロケ地にもなった観光スポットへ向かいます。


↓ 徒歩約10分~15分

【Day2】映画の舞台にもなった「恋谷橋」を鑑賞・散策

〈10:30〉
三朝温泉2日目の最初は「恋谷(こいたに)橋」へ訪れます。

多くの観光客が訪れる人気のスポット「恋谷橋」は、2011年の公開映画「恋谷橋」の舞台となった橋。

恋と名がつくことから恋人同士の聖地としても有名です。

橋の中央に三朝温泉のマスコット「陶製カジカガエル」があり、触れることで良縁に恵まれると評判です。

隣には絵馬をかける蛙もあり、三朝温泉旅館や観光案内所などで販売されている絵馬を買って願掛けする観光客も多くいます。

恋谷橋中央付近は、三朝温泉街を一望できる絶好の場所。

温泉街の風情を感じられるということで、三朝人気の撮影スポットにもなっています。

<スポット詳細>
・住所:鳥取県東伯郡三朝町
・観光マップ:Day2 A地点


↓ 徒歩約5分

【Day2】「かじか亭」で日替わりランチを満喫

〈12:30〉
入浴のあとは「かじか亭」でランチをとります。

かじか亭は古民家風の外観になっています。

店内は、どこか懐かしさを感じる雰囲気。

思わず「ただいま」と入りたくなるような空間です。

そんなかじか亭で、熱々の焼き魚や揚げ物、小鉢などがセットになった栄養バランスのよい「日替わりランチ」(850円)をいただきます。

ご飯はおかわり自由なので、お腹の様子に合わせて食べられる嬉しい配慮です。

家庭料理のような、優しい味付けが身に沁みます。

<店舗詳細>
・住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝309-9
・電話番号:11:30~14:00、18:00~翌1:00
・営業時間:0858-43-0351
・観光マップ:Day2 B地点


↓ 徒歩約10分

【Day2】「清流荘」で清流のせせらぎを聴きながら入浴

〈14:30〉
三徳川沿いに建ち、歴史を感じさせる外観の「清流荘(せいりゅうそう)」へ立ち寄り、温泉に浸かります。

 

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清流荘は3つの源泉と8つの湯がある源泉かけ流しの温泉です。

豊富な源泉から供給される浴場は大浴場と露天風呂があり、露天風呂は川のせせらぎを聴きながら入浴を楽しめます。

 

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内湯と露天風呂では温度差があり、露天風呂の方が少し湯温が低いです。

これは、のんびり温泉に浸かって欲しいとの配慮から。

木の温もりのある雰囲気のよい浴場で、ゆっくりお湯に浸かりましょう。

冬で積雪のある日は雪を眺めながら温泉に浸かることもできます。

 

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また、清流荘では三朝温泉のお湯を味わえる飲泉場も設けられています。

<施設詳細>
・住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝309
・電話番号:0858-43-0321
・営業時間:15:00~21:00
・観光マップ:Day2 C地点


↓ 徒歩約10分

【Day2】三朝温泉街散策とお土産購入

〈15:30〉
温泉街を歩きながら、お土産を購入します。

三朝温泉街はどこかレトロ感のある場所も多く残っています。

昭和時代に戻ったような建物や、駄菓子屋など当時の看板がそのまま残された場所もあり、懐かしさを感じられる温泉街です。

のんびりと歩きながらお土産を選びましょう

 おすすめお土産①:寿製菓の「因幡の白うさぎ」

「因幡(いなば)の白うさぎ」(5個入り 648円、12個入り 1,512円)は可愛いうさぎの形をしたまんじゅうです。

地元産の大山バターを使った生地で黄身あんを包んだ、長く愛される定番のお土産。

ほろっととけるような食感で、程よい甘さが心を穏やかにさせてくれます。

定番の黄身あんのほかに抹茶あんもあり、どちらも人気です。

 おすすめお土産②:「三朝温泉コスメ」

三朝の湯から生まれた「三朝温泉コスメ」。

ミスト・ジェル・フェイスマスク・リップクリームなどさまざまなコスメ商品がラインナップしています。

三朝の湯が配合されていることにより、お肌の水分・油分を補い、キメを整え、健やかな肌へと導いてくれます。

年齢問わず女性の方に人気でおすすめです。

自宅でも三朝温泉の湯を感じたい方はぜひ購入してみてください。

<店舗詳細>
寿製菓 支店
・住所:鳥取県東伯郡三朝町砂原236-7
・電話番号:0858-43-0345
・営業時間:10:00~18:30
・観光マップ:Day2 D地点


↓徒歩約10分~15分

【Day2】三朝温泉を出発

〈17:30〉
三朝温泉1泊2日観光もここで終わりです。

思い出やお土産を持って帰路に着きます。

観光マップ

【Day1】

A:三朝温泉バス停
B:陣所の館
C:喫茶サンテ
D:かがり火の宿 有楽

【Day2】

A:恋谷橋
B:かじか亭
C:清流荘
D:寿製菓

昭和レトロな街並みと温泉でほっこり気分を味わう旅へ出かけよう

世界屈指のラジウム温泉と言われる、鳥取県の三朝温泉への1泊2日旅プランをご紹介してきました。

ラジウム温泉には新陳代謝や免疫力を上げる効用があると言われ、湯治としても良く利用されます。

三朝温泉街は昭和レトロな町並みで、どこか懐かしさのある場所です。

ぜひ三朝温泉へと足を運び、世界屈指のラジウム温泉とレトロ感満載の街並みでほっこり癒されてください。