お客様は「秘湯」を求め、そして「旬の食材」を楽しみに訪れる

提供:奥山旅館(秋の三途川)

◇編集部:奥山旅館をはじめ、泥湯温泉にはどちらからお越しになる方が多いのでしょうか?

◆奥山さん:日本全国からお越しいただいています。なかでも関東圏からお越しいただくお客様が7割ほどと多くご利用いただいています。

コロナ渦以前にはインバウンドのお客様も月に1〜2組みほどご利用いただいていました。

泉質や秘湯としてロケーションのほか、旬の食材を楽しみにリピートいただくお客様も多くいらっしゃいます。

◇編集部:泥湯温泉までのアクセスはどういった方法があるのでしょうか?

◆奥山さん:公共交通機関でお越しいただく場合には、JR湯沢駅から2通りの方法があります。

ひとつは、直通のシャトルバスをご利用いただく方法で、こちらは片道2,000円かかります。

もう一つは、駅から途中まで路線バスに乗って、そこから乗合タクシーでお越しいただけます。乗合タクシーは、湯沢市からの補助もあり片道1,200円とリーズナブルな料金で地元の方もこちらを利用しています。

JR湯沢駅からは約45分ほどかかりますが、道中も三途川の渓谷や四季折々の大自然の景観をお楽しみいただけます。

奥山旅館 奥山 晃弘さんがおすすめする温泉宿

◇編集部:「らくらく湯旅」ではリレー形式で温泉宿を紹介していきます。奥山さんがおすすめする一度は泊まりたい温泉宿をご紹介いただけないでしょうか。

◆奥山さん:私が一度は泊まってみたい温泉として以前からとても興味があるのが、北海道の上の湯(かみのゆ)温泉にある「銀婚湯(ぎんこんゆ)」です。

◇編集部:なぜそちらの旅館がおすすめなのでしょうか。

◆奥山さん:こちらはお宿には、なんと4種類の源泉が湧出しているそうです。さらにお宿の温泉の他に広い敷地内には隠し湯と呼ばれるいくつかの野天風呂があります。

また、秘湯の宿巡りのスタンプ帳というものがあるのですが、当館にご滞在いただくお客様の多くが「銀婚湯」に滞在されています。秘湯と呼ばれる温泉愛好家の多くに選ばれるお宿として、おすすめのお宿です。

<施設情報>
上の湯温泉 銀婚湯
・住所:北海道二海郡八雲町上ノ湯199
・電話:0137-67-3111
・アクセス:
<電車>JR函館本線 落部駅から送迎車で約15分。
<車>道央道落部 I.Cから約15分

温泉好き「らくらく湯旅」ユーザーへのコメント

◇編集部:最後に、「らくらく湯旅」ユーザーへ一言おねがいします。

◆奥山さん:当館はアクセスが不便なところにございますが、周辺は自然や豊かな食材に恵まれた環境にあります。

日常とかけ離れた空間で、恵まれた風土から自然湧出し続ける3種類の温泉と、最高の食材を丹精込めてつくるお料理で、心身ともに癒すお手伝いが出来るようにおもてなしさせて戴きますので、是非ともお越しくださいませ。

◇編集部:本日はお忙しい中、お時間を頂戴いたしましてありがとうございました。

秋田県の南の玄関口として古くから栄えてきた秋田県湯沢市の豊富な食材と、地元の文化を徹底して継承していくコンセプトは素晴らしいと感じました。四季折々にうつろう悠久の大自然のなか、日常の喧騒から離れてひっそりと佇む秘湯で、のんびりと心を休めてみてはいかがでしょうか。

<基本情報>
泥湯温泉 奥山旅館
・住所:秋田県湯沢市高松字泥湯沢25
・ 電話:0183-79-3021
・ホームページ:https://www.doroyu.com/
・アクセス:
<電車>JR湯沢駅からシャトルバスで45分
<車>東北自動車道 古川ICから160分、秋田自動車道 須川ICから25分