温泉経営者がおすすめする一度は泊まりたい温泉宿#11 丸駒温泉-丸駒温泉旅館-


提供:丸駒温泉旅館
更新日:2021年11月8日

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かっきー

江戸の玄関口と言われた宿場町に生まれ育った生粋の江戸っ子。還暦を迎えた今なお、旅とサーフィンをこよなく愛するアクティブシニア。某夕刊紙に勤務していた経歴を持つ。
マイナーな温泉から秘湯まで、気の向くままに温泉へ出かけることが大好きです。温泉の良さはもちろん、分かりやすく温泉や旅館などの良さをお伝えしてまいります。

世界屈指の温泉大国である日本。源泉の泉質、ロケーション、グルメ、温泉地周辺の文化や歴史的史跡などさまざまな観点から自分好みの温泉を求めて、日本各地の温泉地を巡っている方も少なくありません。温泉地を巡る中でも、「温泉宿」にこだわりを持たれる方も多いのではないでしょうか。

本企画では、温泉経営者がプロ目線で選んだ「一度は泊まりたい温泉宿」をリレー形式でお届けしてまいります。今回は、大自然に広がる北海道千歳市の支笏湖(しこつこ)の湖畔に佇む丸駒温泉(まるこまおんせん)の「丸駒温泉旅館」のご紹介です。経営者にインタビューして伺った魅力の数々をご覧ください。

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第11回目は北海道千歳市、支笏湖の湖畔にある「丸駒温泉旅館」

提供:丸駒温泉旅館

第11回となる今回は、前回インタビューさせていただいた北海道の上の湯温泉(かみのゆおんせん)「銀婚湯」の川口さんがおすすめする、同じ道内にある「丸駒温泉旅館」の経営者へインタビューしました。

丸駒温泉のある北海道の支笏湖は、道央地方と呼ばれる北海道中部、千歳市に位置しています。支笏湖は日本最北の不凍湖で、澄んだ湖水は「支笏湖ブルー」と言われるほど素晴らしい透明度の高さを誇ります。また、環境省の湖沼水質調査では何度も日本一に認定されるほど良質な水質を誇る湖です。

周辺一帯は支笏洞爺国立公園(しこつとうやこくりつこうえん)に指定されており、生息する魚や森の動植物、野鳥の姿も観察できる大自然に囲まれています。

丸駒温泉旅館は、支笏洞爺国立公園内の支笏湖湖畔の北側、恵庭岳(えにわだけ)の麓に佇みます。今もなお手つかずの自然が溢れ、秘湯の趣を残す温泉宿です。

北海道の空の玄関口となる新千歳空港、国際拠点港湾の苫小牧港(とまこまいこう)、道都である札幌市など日本全国からのアクセスも良く、移動を短く、現地でゆっくりと自然に触れ合いたいという方におすすめの場所となっています。


大自然保護に尽力して、老舗温泉宿を守り続ける「丸駒温泉旅館・佐々木義朗さん」

丸駒温泉旅館 4代目館主 佐々木 義朗さん

◇らくらく湯旅編集部(以降 編集部):特別企画の第11回は、丸駒温泉「丸駒温泉旅館」の4代目館主である佐々木さんにお話を伺います。お忙しい中ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

◆佐々木さん:よろしくお願いいたします。


都心からわずか2時間で、手つかずの大自然が広がる支笏湖

提供:丸駒温泉旅館

◇編集部:丸駒温泉のある北海道千歳市や支笏湖はどのようなところですか?

◆佐々木さん:北海道千歳市で、皆さまが良くご存知なところでは、北海道の空の玄関口である新千歳空港を思い浮かべられるかと思います。

支笏湖は、そこから車で走って40分程のところにあり、支笏湖から洞爺湖や定山渓(じょうざんけい)、登別(のぼりべつ)にまで大きく広がる支笏洞爺国立公園のなかにあります。

提供:丸駒温泉旅館

◇編集部:丸駒温泉旅館は国立公園のなかにある貴重な温泉宿なのですね。

◆佐々木さん:丸駒温泉旅館は、一周約41kmの支笏湖にある支笏湖温泉街から、10kmほど北側にある温泉旅館となっています。

いまでこそ道路整備されて車でお越しいただけますが、開業から昭和42年くらいまでは陸路がなく、お客様は船でお越しになる秘湯の宿だったのです。

提供:丸駒温泉旅館

公共交通機関でお越しになる方は、新千歳空港から支笏湖温泉街まで路線バスでお越しになり、そこから送迎バスでお出迎えするのですが、レンタカーをご利用になる方も多いですね。

最近は密を避けるために、空港とほぼ同じ距離のところにある苫小牧港までフェリーを使って、ご自分の車でお越しになる方も増えていらっしゃいます。

また、丸駒温泉から札幌市までは車で50分ほどですので、車を使ってぐるっと観光して楽しんでいただけます。

秘湯とは言いながら、公共交通機関やお車でのアクセスも良いので、お手軽にお越しいただけます。

◇編集部:アクセスの良い場所に、手つかずの大自然が広がるという恵まれた立地環境にあるのですね。

◆佐々木さん:支笏湖にはいくつかの温泉宿がありますが、湖畔に建つ温泉施設は当館と当館姉妹施設の温泉ホテルの翠明閣の2軒だけです。というのも、国立公園法に基づき、湖畔に建物を造ることができません。他の温泉施設は国立公園となった昭和24年以降に建設されたため、湖畔の素晴らしい景色を目の前にした温泉施設は、国立公園に指定される前に開業した2軒のみとなっているのです。

提供:丸駒温泉旅館

未開の地に創業した温泉旅館・丸駒温泉旅館

◇編集部:次に丸駒温泉の歴史について教えていただけますでしょうか。

◆佐々木さん:丸駒温泉旅館は大正4年12月に創業して、私で4代目の館主となります。

初代となる佐々木初太郎は、もともと苫小牧の製紙工場稼働に使用する水力発電施設を建造するために、福島県から土木技師として招かれていました。その工事が終わり福島に戻る頃、佐々木初太郎は坐骨神経痛という病を罹っていたようです。

そんな時、一緒に仕事をしていたアイヌの方々から、恵庭岳の麓に効能高い温泉が湧いていると聞き、妻とアイヌの方と犬一匹を連れ、14km離れた対岸から手漕ぎの船で、当時未開の地であったこの地に辿り着いたと聞いています。

辿り着いた場所を手で掘ると熱い温泉が湧き出したことから、そこに草葺き屋根の小屋を建てたとのことです。自給自足の生活をしながら湯治をしたところ病も快方していったと聞いています。

そして支笏湖のヒメマス、ジビエや栗、山菜など山の幸に恵まれ、効能あらたかな湯が渾々と湧くこの地を「こんなに平和な場所はない」と言い、お客様を迎え入れるように温泉旅館を建造したのが、丸駒温泉旅館の礎となっています。

提供:丸駒温泉旅館

◇編集部:未開の地に温泉宿を建て、100年以上も継承していくには、大変なご苦労もあったのではないでしょうか。

◆佐々木さん:以前は船でアクセスする木造の温泉宿でしたが、いまでは道路も整備され、便利にお越しいただけて快適にすごしていただける堅牢な建築の近代的な宿となっています。それまでは、数年おきに何度か自然災害などの被害に遭っていたと聞いています。

また、レジャーが盛んなバブルの時代には、高い建物に沢山の客室を設けてお客様を多く迎え入れたいという世の中の風潮がありました。ですが、当館は国立公園の中にあるため国立公園法によって建物の高さやベッド数のキャパシティといったものが厳しく規制されており、そのような世の中でも、3階建て、5タイプ56部屋の限られたお客様しかお迎えできませんでした。

ただ、そのおかげで支笏湖というブランド価値のある地域として、現在もなおご愛顧いただいたのではないかと考えています。

◇編集部:大自然の中に佇み、国立公園内という貴重な存在だからこそのご苦労があったのですね。

奇跡の湯と呼ばれる足元自然湧出の源泉

提供:丸駒温泉旅館

◇編集部:丸駒温泉に湧く温泉は、奇跡の湯とも呼ばれていると伺っています。

◆佐々木さん:当館にある天然の露天風呂は足元湧出泉(あしもとゆうしゅつせん)と呼ばれ、湯船の底に敷いた砂利の間から自然に湧出する源泉となっています。このような湯船の底から湧く温泉は、日本に20箇所程度しかない希少な温泉なのです。

◇編集部:温泉大国といわれる日本には、2万7千を超える源泉があると言われていますので、本当に希少な源泉なのですね。

◆佐々木さん:この天然露天風呂は、支笏湖と繋がっており、湯船の底から自然湧出して一度も大気に触れずにそのまま湖に流れ出ていく温泉です。

湯の底に敷く砂利の量を調整して、湧出量を適宜調整しています。多少の湯温の調節は可能ですが、鮮度抜群の源泉で湯浴みしていただくよう加熱や加水、循環など一切手を加えていないため、新鮮で良質な温泉を楽しんでいただけます。

支笏湖と繋がっていることから、湖の水位が変化するのと同じに露天風呂の水位も深くなったり浅くなったりするのも特長です。

提供:丸駒温泉旅館

一番浅くなるのは春先で45cmくらい、夏には80cmと徐々に増えていき、一番深いのは秋で1mくらいです。

過去には約160cmの深さになった時もあるため、一番深くなる秋頃は温泉のそばに浮き輪を置いていることもあります。

また冬場は外気温とともに湯の温度も36℃くらいまで下がりますが、すべて自然のまま手を加えない純粋な温泉で湯浴みしていただいています。

◇編集部:足元自然湧出の天然露天風呂のほかにも、温泉はあるのでしょうか?

◆佐々木さん:当館が持つ源泉は何種類かあり、支笏湖を望むウッドデッキで涼みながら湯浴みいただける展望露天風呂、内湯の大浴場、ご家族や仲間と気兼ねなくお楽しみいただける露天風呂の付いた貸切風呂があります。

提供:丸駒温泉旅館(展望露天風呂)

提供:丸駒温泉旅館(貸切風呂)

また、宿の東向きに支笏湖がありますので、展望露天風呂に浸かりながら日の出を拝むこともできます。お正月を当館で迎えになるお客様の中には、展望露天風呂に浸かりながら、初日の出を今か今かと待ち侘びている方もいらっしゃいます。

提供:丸駒温泉旅館

全ての温泉はご滞在のお客様以外にも楽しんでいただけるよう、10時から15時までの受付で、立ち寄り湯でも堪能していただけます。

当館の温泉は、無色透明で海水の成分に似た塩化物泉です。塩分が含まれているためあるので、保温効果に優れています。展望露天風呂については鉄分を多く含んでいるため、茶褐色となっています。

なお、当館の温泉は飲泉の許可も取得しているため、浸かるだけでなく味わっていただくことでもお楽しみいただけます。ただし、塩分を多く含んでいるため、高血圧の方や胃腸の弱い方は飲み過ぎにご注意いただければと思います。

ふるさとをテーマに囲炉裏を囲み、旬の地産地消の食材を堪能いただくお食事

提供:丸駒温泉旅館

◇編集部:次にお宿のこだわりなどをお伺いできますでしょうか。

◆佐々木さん:私が館主となってからは「ふるさと」というものをテーマとしています。

そのひとつとして、ゆったりと足を伸ばしてお寛ぎいただける掘りごたつに、囲炉裏(いろり)を設置したお食事処を作りました。

提供:丸駒温泉旅館

囲炉裏を囲み、ご友人やご家族で地産の食材を串や網で焼いたり、鍋などで温まりながらお食事を楽しんでいただけます。

提供:丸駒温泉旅館

囲炉裏を囲むことで、昔ながらの食事風景を感じたり、シニア世代の方々は思い出や懐かしさといったものを感じて「ふるさととはこういうものなのかな?」とイメージいただけると思っています。

例えば、3世代で囲炉裏を囲み、祖父母から孫へ「こうして炭を斜めに立てると炎が出るんだよ」といった教えなど、今ではなかなか体験できないことを自然にできる空間をご提供しています。

◇編集部:囲炉裏で味わう懐かしさや温かさと、昔ながらの体験を孫世代へ伝えられる、その仕組みは素晴らしいですね。

◆佐々木さん:ふるさとをテーマとした雰囲気作りはもちろん、ご提供する食材にもこだわっています。6月〜8月はヒメマス、その他の季節にはヤマメの姿焼きを囲炉裏で炙って焼いて、召し上がっていただきます。

提供:丸駒温泉旅館

もうひとつのこだわりが、この付近の山々で採れた山菜をご提供することです。特に血行促進や滋養強壮に高い効果があるといわれる行者にんにくは、年間を通じて全てのお客様に必ずご提供することにこだわっています。

4月から5月にかけて私を含め、宿のスタッフ、知人とで120kgほど収穫しています。収穫した天然の行者にんにくは醤油に漬けるとピリッとして、ご飯のおかずにピッタリなんです。

◇編集部:天然の行者にんにくはは大分減っていると聞きます。貴重な食材を年間通して味わえるのは嬉しいですね。

提供:丸駒温泉旅館

◇編集部:その他にはどのような食材があるのでしょうか?

◆佐々木さん:豊富な食材に恵まれた地域なので、近くの苫小牧の海の幸として新鮮な魚のお刺身や、海老・ホタテ・ウニ・カニ、また年間を通じてご提供できるホエー豚など、四季折々の旬な食材を使用してご提供しています。

他にも、支笏湖の水と北海道の米を使ったお酒清酒の「初太郎」、九州鹿児島の酒蔵と提携して造った芋焼酎「丸駒」をご提供しています。芋焼酎の丸駒においては、提携している鹿児島の酒蔵に支笏湖の水を送って造っていただいています。

提供:丸駒温泉旅館

行者にんにくの瓶詰、清酒、芋焼酎は、旅の思い出としてお土産としてもお求めいただけるようにしています。

提供:丸駒温泉旅館

◇編集部:温かさに包まれ、自然と家族みんなの笑顔が増えるような空間で、こだわり抜かれた食事を楽しめるのはいいものですね。

大自然を活かした世代を超えて楽しめるアクティビティー

◇編集部:丸駒温泉は、温泉のみならず支笏湖などの大自然の中、いろいろなアクティビティーやイベントが楽しめそうですね?

◆佐々木さん:支笏湖ではカヌーやカヤックがお楽しみいただけるほか、日本では珍しい淡水ダイビングも体験できます。淡水ダイビングは素晴らしい水質を誇る支笏湖だからこそできるアクティビティーの一つです。

また、支笏湖には10種類ほどの魚が生息していて、釣り人の間では有名なスポットとなっています。6月〜8月の3ヶ月間は姫鱒(ひめます)の釣りも解禁となり、遊漁料を払って釣りができます。姫鱒以外の魚であれば、不凍湖なので年間を通じていつでも釣りが楽しめます。

提供:丸駒温泉旅館

なお、支笏湖の外周道路は3/4までしかなく丸駒温泉のある恵庭岳(えにわだけ)の麓が終点のようになるのですが、船でしか行けないスポットをクルージングしてご案内することも可能です(クルージングはオプションとなります)。

◇編集部:支笏湖だけでもさまざまなアクティビティーが楽しめるのですね。世界有数の澄んだ湖だからこそ体験できる淡水ダイビングも一度経験してみたいものです。

◆佐々木さん:支笏湖の透明度はおよそ20mくらいまで透けて見えます。日本で一番透明度が高いと言われる摩周湖とほぼ同じくらいの透明度だと思います。

以前はモーターボートやジェットスキーなどが自由に1年中乗れたのですが、澄んだ湖水が油で汚れ水草が激減していたこともありました。

そこで、この地の美しい自然環境を次の世代に継承するために、17年ほど前に先代の館主が中心となり、地元の人々とともに、環境省にも驚かれるような厳しい動力船の規制を地元の人々が制定しています。この取り組みにより徐々に美しさを取り戻していき、5年後から11年連続で環境省の水質調査で日本一となりました。

提供:丸駒温泉旅館

◇編集部:地域の皆様の力で、自然環境を保護されてきたのですね。ぜひその美しさを直接この目で感じてみたいものです。

支笏湖以外にも楽しめるスポットなどはありますでしょうか?

◆佐々木さん:他にはシニアやお子様が気軽に登れる山がありますのでトレッキングも人気です。湖畔にある樽前山(たるまえざん)は、7合目まで車で行けて1時間少しで登ることができます。夏には高山植物が美しく咲き乱れ、秋には紅葉も美しいですよ。

提供:丸駒温泉旅館

宿の近辺のみでも、森林や川辺をゆったりお散歩いただけたり、滝を鑑賞したり野鳥を観察することもできます。

支笏湖では、年間を通じて様々な催しも開催されています。

春の支笏湖湖水開き、夏の支笏湖湖水まつり、秋の支笏湖湖水まつり、冬の1〜2月には、支笏湖の湖水を凍らせて様々なオブジェが幻想的な世界を演出する支笏湖氷濤(ひょうとう)まつりなどが開催されます。支笏湖氷濤まつりは、北海道を代表する冬のイベントの一つです。

このように、季節によって違う表情の支笏湖を見ることができます。

提供:丸駒温泉旅館

◆佐々木さん:本格的なアクティビティーから自然に親しむような散策まで、広範な世代が自然にふれて、さらに湯浴みでリラックスして心身ともに癒し、楽しんでいただけます。

◇編集部:大自然と湯浴みで極上のひと時を過ごせそうですね。

丸駒温泉旅館 佐々木さんがおすすめする温泉宿

◇編集部:「らくらく湯旅」ではリレー形式で温泉宿を紹介していきます。佐々木さんがおすすめする一度は泊まりたい温泉宿をご紹介いただけないでしょうか。

◆佐々木さん:私が一度は行ってみたい温泉宿は、九州の大分県にある寒の地獄旅館(かんのじごくりょかん)です。

◇編集部:そちらの旅館に行ってみたいのは、なぜでしょうか。

◆佐々木さん:じつは未だに行ったことがないのですがこちらのお宿の温泉には、冷たい温泉と言われる冷泉が湧いていて、開湯以来180年以上も続いている素晴らしい温泉ということです。その冷たい温泉と宿の魅力に実際に触れて確かめたいと思っています。

また、北海道と九州と互いに日本の端にありますが、自然環境に恵まれた観光地として共通点も多く、同じ秘湯の会の宿で色々とお話を伺っておもてなしの気持ちという点で共感する部分もお勧めする理由の一つです。

<施設情報>
寒の地獄旅館
・住所:大分県玖珠郡九重町田野257
・電話:0973-79-2124
・アクセス:
<電車・バス>JR久大線豊後中村駅下車、九重登山口行きバスで約50分
<車>九重I.Cより約25分、湯布院ICより約40分

温泉好き「らくらく湯旅」ユーザーへのコメント

◇らく湯旅:最後に、「らくらく湯旅」ユーザーへ一言おねがいします。

◆佐々木さん:丸駒温泉旅館は新千歳空港から近い場所に、雄大な原生林が残り、深さ365m、周囲約41km、日本最高品質の綺麗な水質をもつ支笏湖湖畔にあります。この地を散策して新鮮な空気を吸い清廉な雰囲気に触れ、温泉に浸かり心と身体を癒していただくために、都心からでも1泊2日のご滞在で充分ご堪能いただけるお時間がつくれるところにあります。

現在のコロナ禍の状況で旅の形も変化していますが、この澄んだ空気の大自然の中であれば安心して過ごしていただけるものと思っております。

ご夫婦や世代を超えたご家族、ご友人で景色を眺め、湯浴みをしていただき、旬の美味しいお料理をご用意して、一生の思い出つくりとなるよう心がけ、おもてなしさせていただきますので、是非ともお越しくださいませ。

◇編集部:本日はお忙しい中、お時間を頂戴いたしましてありがとうございました。

温泉宿のみならず支笏湖の自然保護に尽力して、この地の自然と稀有な温泉を守り、これからもお客様にご提供し続けたいと願う丸駒温泉旅館のおもてなしの精神はとても素晴らしいものと感じました。
日常から離れて四季折々にうつろう悠久の大自然のなか、ふるさとを感じる野趣ある囲炉裏を囲んでのお食事、心に残る思い出つくりなど、ご自身にあった過ごし方で丸駒温泉を楽しんでみてはいたがでしょうか。

<基本情報>
丸駒温泉旅館
・住所:北海道千歳市幌美内7
・電話:0123-25-2341
・ホームページ:https://www.marukoma.co.jp/
・アクセス:
<飛行機>新千歳空港から車で約40分
<フェリー>苫小牧港から車で約40分
<電車>JR函館本線 落部駅から送迎車で約15分。
<車>道央道落部 I.Cから約15分