温泉経営者がおすすめする一度は泊まりたい温泉宿#14 下呂温泉-紗々羅-
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かっきー
江戸の玄関口と言われた宿場町に生まれ育った生粋の江戸っ子。還暦を迎えた今なお、旅とサーフィンをこよなく愛するアクティブシニア。某夕刊紙に勤務していた経歴を持つ。
マイナーな温泉から秘湯まで、気の向くままに温泉へ出かけることが大好きです。温泉の良さはもちろん、分かりやすく温泉や旅館などの良さをお伝えしてまいります。
日本中の温泉で、気持ちのいい汗とともに日頃の疲れをスッキリと流してくれる湯巡りの旅は、日本が世界に誇る伝統的な文化のひとつです。なかでも、趣向を凝らした空間で旅人を迎えてくれる「温泉宿」は、こだわりを持って選びたいものです。
本企画では、温泉経営者がプロ目線で選んだ「一度は泊まりたい温泉宿」をリレー形式でご紹介してお届けします。今回ご紹介するのは、古来より湯治客が訪れる岐阜県下呂市の下呂温泉(げろおんせん)にある「紗々羅(ささら)」です。経営者にインタビューしてお話を伺いした魅力の数々をお届けしてまいります。
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目次
第14回は岐阜県下呂市にある「紗々羅」
提供:紗々羅
第14回となる今回は、前回インタビューさせていただいた山梨県富士河口湖温泉の「大池ホテル」の渡邊さんがおすすめする、岐阜県下呂市にある「紗々羅」にインタビューしました。
紗々羅のある岐阜県下呂市は県の中部に位置し、市の面積全体の約9割を山林が占めています。
下呂市の中心には飛騨川(ひだがわ)、西には馬瀬川(うませがわ)が流れ、御嶽山(おんたけさん)をはじめとする山並みが連なっています。飛騨木曽川国定公園や岐阜県立自然公園なども含まれる県内有数の自然豊かな地域です。
天下の名泉と称される「日本三名泉」のひとつである下呂温泉は、室町時代から1000年以上続く伝統ある温泉地。
飛騨川沿いを中心に下呂駅や温泉旅館などの宿泊施設が多数あり、歓楽的な賑わいと山里の風情が調和しています。自然の景観をはじめ、史跡や文化施設、年間を通じて様々な文化イベントが開催されるなど、老若男女が癒しと体験を愉しめる温泉街です。
歴史と伝統ある地域の発展にも尽力される「紗々羅・大前雅嗣さん」
紗々羅 大前 雅嗣さん
◇らくらく湯旅編集部(以降 編集部):特別企画の第14回は、下呂温泉「紗々羅」の3代目として、当代2代目館主をサポートされる大前さんにお話を伺います。
お忙しい中ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
◆大前さん:こちらこそ、よろしくお願いいたします。
下呂温泉、山林に囲まれ1000年以上も続く日本三名泉のひとつ
出典:PIXTA
◇編集部:日本三名泉のひとつが湧く、下呂温泉のある岐阜県下呂市はどのようなところですか?
◆大前さん:下呂市は、名高い温泉として長い歴史があることから、主に観光業で成り立っています。
下呂温泉は、周囲を山に囲まれ、街の中心を飛騨川やその支流が流れる豊かな自然環境と歓楽街を併せ持った温泉街です。
田舎なので、大きなアミューズメント施設といったものはありませんが、お土産店や美味しい和菓子やお食事のお店などが多数揃っています。
また、温泉地には下呂温泉合掌村や歌舞伎座などの歴史文化施設や、美しい景勝地、各種イベントなど見どころやアクティビティも沢山ございます。
出典:PIXTA (下呂温泉合掌村)
出典:PIXTA (高山本線 中山七里)
◇編集部:下呂温泉はとても歴史のある温泉地としても名高いですよね。
◆大前さん:この地の温泉は、湯ヶ峰(ゆがみね)という山より、平安時代の村上天皇の御世から湧出していたと言われています。当時は来るにも困難な場所であったと考えられますが、湯治にみえる方が多かったようです。
その300年ほどの後、地震があり温泉が湧き止んでしまい、下呂の人々も湯治の方もひどく残念に思いながら過ごしていたようです。
そして、温泉の噂も出なくなるくらい時間がたった頃に、河原で白鷺が傷を癒していることから温泉が湧いていることを発見したことが白鷺伝説として伝承されています。
また、その白鷺が一声鳴いて飛び立ち、下呂の街にある大きな杉の木に泊り、不思議に思った村人がそこに行くと、薬師如来が鎮座しており、この伝説から温泉寺を創建したとも伝わっています。
出典:PIXTA (下呂温泉 温泉寺)
文献などで紹介されるのは、室町時代に、五山僧・万里集九(ばんりしゅうく)が草津・有馬とともに天下三名泉として全国に紹介したほか、江戸時代には林羅山も著書の中で草津・有馬とともに効能あらたかな名泉の湧く湯として紹介されています。
もう一つの歴史として、河原に湧く温泉であることから、江戸時代から洪水に見舞われる度に温泉が駄目になり、再び湧くことを繰り返し、いつしか温泉地から寂れた農村地となってしまったそうです。
しかし大正時代に入り、世間の温泉熱の高まりとともに、ボーリングによる掘削で源泉を掘り当て、それから現在の下呂温泉として再興していったとされています。
江戸時代から続く宿もある古くから栄えてきた川沿いの湯之島地区、昭和の初めには山の上、対岸の幸田地区にも宿ができ始め、温泉街を見下ろす紗々羅のある森地区などと広がってきたのです。
◇編集部:この地の皆様が何代にも渡って、貴重な温泉を継承されて来られたのですね。
◆大前さん:当時からの下呂温泉の伝統として、都会がどんなに変わっても1000年来続く飛騨の伝統文化の継承、もう一方ではお越しいただくお客様本意であるべきと考え、時代に合わせて刷新していくという伝統のもと発展してまいりました。
特に時代に合わせて刷新していくという面では、源泉の場所が移り訪れる方々が悲しまれたという下呂温泉の過去の歴史から、温泉資源も無限ではないと考え、昭和49年に全国に先駆けて集中管理システムを導入しました。
それにより、良質な温泉を将来にわたって安定供給できるよう、今もなお守り続けております。
◇編集部:近年の環境保全に配慮した持続可能な社会と都市の実現に通じる先進的な取り組みをいち早く導入されていたのですね。
◆大前さん:下呂温泉観光協会では、自然の魅力と観光地域振興に積極的に取り組む先駆的な観光地域づくりを組み合わせた「E-DMO(イーディーエムオー)」にも力を入れています。
例えば、足湯をはじめとする様々な設備を整えてお越しいただく皆様をおもてなしする取り組みをしています。
◇編集部:下呂温泉には、噴泉池(ふんせんち)と呼ばれる川沿いの無料の露天温泉や、足湯も多いと聞きました。
◆大前さん:噴泉池は昭和の後期から、老若男女が湯浴みを愉しめる河原で入浴のできる人気のスポットだったのですが、平成20年ごろには水着着用となり、令和3年の12月より入浴を取りやめて足湯のみを愉しんでいただけるようになっています。
出典:PIXTA (飛騨川沿いの噴泉池)
立ち寄り湯には、大正14年にできたモダンな銭湯の白鷺の湯や、幸田地区の幸之湯をはじめ、足湯も沢山あります。
温泉手形をご購入いただければ加盟旅館の温泉もご利用いただけます。
ご宿泊の翌日には、これらの立ち寄り湯を愉しんでいただきながら、地産グルメや素肌美人スイーツを食べ歩いてお過ごしいただけます。
温泉街として自然の恵みに感謝する気持ちを込めて、平成元年に山形の温泉の神様を勧請し、下呂温泉神社を建立。神事や毎年の例祭なども行って宗祀しています。
◇編集部:さまざまなお取り組みをされているんですね。
全室が異なる意匠のレトロでアートな空間を創出
提供:紗々羅 紗々羅館
◇編集部:つぎにお宿についてお伺いできますでしょうか?
◆大前さん:当館は長い歴史の下呂温泉の中では比較的に新しく私で3代目となります。
初代は農家を営んでおり、敷地から温泉が湧出していたことと、初代の家が大きかったことからご出張でお越しになる方が民宿と間違われて泊めてください、と頼まれることがしばしばあったため、昭和37年〜38年ころに民宿を営むこととなったのが当館の礎となります。
当時は、初代が都会に赴くたびにテーブルを購入しては背負って戻り、初代の大奥様は調理の免許を取得したと聞いております。
当代館主の2代目である社長が33歳の若さで家を継いだ当時はまだ民宿で、その後、昭和61年に21部屋の旅館として「森山館」を開業。
6年後には「元祖飛騨牛つくし」と言う料理を考案して大変ご好評いただき、当館も順調に軌道に乗り、平成8年には現在のメインの建物となる新館の「紗々羅館」を新たにオープンいたしました。
冒頭お話しいたしました通り、飛騨文化の継承、お客様の最新設備への刷新という両面にこだわりを持って、ご滞在のお客様に日常の喧騒から離れたお時間を過ごしていただくため、さまざまな工夫をおこなっています。
小高い丘に立つ紗々羅館は、景観と調和するよう、北海道から新潟に赴き古木を集めて、44部屋すべての客室を異なるデザインとして改装する取り組みをしてまいりました。
提供:紗々羅
提供:紗々羅
提供:紗々羅
提供:紗々羅
また、その古木に合わせて設計し、飛騨の宮大工が造りあげた古民家風の木造一軒家の当館で最高級の離れ「ゆらり」をオープンしました。
こちらのお部屋は120平米の広い客室に、庭園と2つの露天風呂を備えて8名様までゆったりとご滞在いただけ、大変ご好評を賜っております。
提供:紗々羅 離れ「ゆらり」
提供:紗々羅 離れ「ゆらり」
お迎えするロビーには、イタリアのミラノで購入した家具を使用し、お部屋とは異なる雰囲気となっています。
そのほかにも、お宿でのんびりとお過ごしいただけるよう、個室と女性専用の岩盤浴、エステルームの紗々羅スパ、ジャズの流れるショットバーショットバー、古木を使用した静かな憩い間の談話室など、当館のアートな空間で非日常を感じていただける様に配慮しています。
提供:紗々羅 ロビー
提供:紗々羅 ショットバー
提供:紗々羅 談話室
◆大前さん:伝統的な雰囲気を残しつつも、お洒落さを損なうことなく、独創的なお部屋のデザインと美味しいお料理とアットホームなおもてなしにこだわり、当館はデザイナーズ旅館を目指しております。
絶景を眺めながら、ゆっくりと愉しめる柔らかい美肌の湯
◇編集部:次に温泉についてお伺いします。
◆大前さん:下呂温泉は、ほんのりと薫る無色透明のつるつるスベスベとした柔らかい肌触りの温泉で、美肌効果が高く、湯浴みされるお客様からは天然の化粧水のようだとご好評いただいています。
下呂温泉のお湯は、ph9以上のアルカリ性単純温泉なので石鹸の様なクレンジング作用があり、お肌の皮脂や角質を落とす効果があります。
また、関節の強張りや冷え性といったお身体に対する効果や、自律神経不安定症や不眠症、うつ状態といったメンタル面での効能もありますので、私としては近年のコロナ禍におけるストレスを除く癒し効果に、是非お試しいただきたいと考えています。
アルカリ性の刺激のない柔らかく優しい湯なので、小さなお子様から老若男女の皆様に湯浴みを何度でも楽しんでいただけます。
1回に10分以内ほどを目安にしていただければ、何回でも湯浴みいただけます。ただし、優しい湯とはいえ一度に長時間の長湯は禁物です。
◇編集部:女性には特に魅力ある泉質ですね。お宿の浴室はどの様なものがあるのでしょうか?
◆大前さん:当館の大浴場は、紗々羅館の最上階に展望大浴場、展望大浴場に併設している木曽ヒノキを使用した檜露天風呂をご用意してございます。
こちらからは、下呂温泉街の夜景を一望しながらゆったりと温泉につかっていただけます。
提供:紗々羅 展望大浴場
提供:紗々羅 展望大浴場の檜露天風呂
当館には44部屋のお部屋がございまして、そのうち20部屋にはそれぞれ意匠を凝らした客室露天風呂をご用意しています。
特に、打ち上がる花火を眺めながら、ご家族ご友人と水入らずでお楽しみいただける新館紗々羅館は花火の時期には非常に人気の高いお部屋になります。
提供:紗々羅 離れ「ゆらり」の露天風呂
提供:紗々羅 客室露天風呂
提供:紗々羅 客室露天風呂
他にも、ご家族ご友人だけで湯浴みしていただける貸切露天風呂として、貸切露天岩風呂や樹齢700年の木の根をくり抜いて作った貸切露天ねっこ風呂などもご用意しています。
提供:紗々羅 貸切露天風呂
お部屋や個室で気兼ねなく堪能する旬のお料理
◇編集部:次にお料理についてのこだわりなどをお伺いできますでしょうか。
◆大前さん:お食事はご宿泊プランにより、お部屋食と個室をご利用いただけます。
他にも大人数のお客様からのご要望にもお答えできるよう、宴会場もご用意しています。こちらはお膳でもテーブルでもご利用いただけ、別料金で下呂の芸妓さんを呼ぶこともできます。
提供:紗々羅 個室お食事処
当館こだわりの食材のメインは、甘みが詰まった上品な味が特徴の「飛騨牛(ひだぎゅう)」です。
飛騨地方の逸品としてご存知の方も多いかと思いますが、プランによっては最高級ランクA5等級もご用意しております。
もう一つの当館こだわりの食材に、下呂の人が発見した新種のお米「龍の瞳(りゅうのひとみ)」がございます。
プランによってお付けするお米となりますが、このお米は「いのちの壱」という品種で、コシヒカリの1.5倍ほどの大粒で、粘り・香り・弾力・甘みがあり、栄養価も高いことが特徴です。
特におこげが美味しく召し上がっていただけることから、当館では伊賀焼の土鍋でお召し上がりいただきます。
龍の瞳を使用しないお食事プランでも、お米には飛騨産コシヒカリをご提供しています。
提供:紗々羅
他にも、地産の食材として、お客様より「マグロのトロよりも美味しい」とご評価いただいている「小坂鱒(おさかます)」のお造りや低温調理など、趣向を凝らして調理しています。地元名産のこんにゃくやトマトも使用しています。
これらの四季の旬の味覚を使って、最高級の飛驒牛を存分に味わえる当館自慢の「飛騨牛づくし」、女性の嗜好に合わせてお洒落にご提供する「味覚膳」、飛驒牛付きの和風会席料理の「ゆったり膳」そのほか、お好みに合わせたコースをお選びいただけます。
提供:紗々羅 飛騨牛づくし
飲み物においては、綺麗な水と美味しいお米に恵まれたこの地には酒蔵が多いことから、天領酒造、奥飛騨酒造の日本酒も取り揃えています。
お宿だけではなく、数々のイベントを目的に季節を変えて訪れる方も多い
◇編集部:下呂温泉では、1年を通してさまざまなイベントが開催されているというお話を伺いました。
◆大前さん:空気の澄んだ冬には、通常は1月から3月までの毎週土曜日には、コロナウィルス感染拡大に充分に配慮した上で、花火物語という花火大会がございます。
昨年は日本建国2680年を記念して、10分間に2680発の花火を打ち上げました。
花火物語は、毎週テーマを変えています。たとえば3月の初めにはひな祭りをテーマに、お雛様のような菱餅をモチーフにした花火などを毎週打ち上げています。
緊急事態宣言が開けてから再開しましたが、最初の1発目の時には、観光客の皆様も歓声をあげて喜んでいただけました。
コロナ禍で中止となっていますが毎年12月には音楽に合わせて花火を打ち上げる花火ミュージカルも催しています。
◇編集部:夏の風物詩として花火を上げるのではなく、一番綺麗に見える冬の空気の澄んだ季節に花火とは、粋な趣向ですね。
◆大前さん:大変ご好評賜っていいます。
昔から歌舞伎が盛んで、鳳凰座や白雲座、合掌村にある合掌造りの芝居小屋で、下呂の芸妓さんの演舞や歌舞伎をすることもあります。
暖かい季節には、いでゆ朝市や夜市など、通年でさまざまなイベントが催されています。
出典:PIXTA (下呂温泉 花火物語)
◇編集部:楽しそうなイベントと四季折々の景観を眺めに、季節を変えて何度も行ってみたくなりますね。
下呂温泉へ向かう道中も思わず見惚れる場所が満載
◇編集部:下呂温泉へのアクセスはどのような方法があるのでしょうか?
◆大前さん:お車のほか、下呂温泉街の中心まで歩いて直ぐの距離にはJR下呂駅がございます。
お車の場合、電気自動車でもお越しいただけるよう、6基の充電設備もご用意しておりますので、ご安心いただけます。
電車でお越しいただいたお客様は、下呂駅を出たところに停車しているタクシーに「紗々羅まで」と言っていただければ、当館まで無料でお越しいただけます。
お帰りの際にも、当館にタクシーを呼び下呂駅までは無料でお見送りするサービスをご提供させていただいております。
鉄道やお車でお越しになる途中にはも、中山七里(なかやましちり)と呼ばれる急峻な山地を飛騨川が浸食してできた渓谷があり道中もお楽しみいただけます。
中山七里は、白い岩肌や奇岩怪石が連なり、四季折々の山林とのコントラストが美しく、景勝地としても多くの方が訪れています。
紗々羅 大前さんがおすすめする温泉宿
◇らく湯旅:「らくらく湯旅」ではリレー形式で温泉宿を紹介していきます。大前さんがおすすめする一度は泊まりたい温泉宿をご紹介いただけないでしょうか。
◆大前さん:私がおすすめする温泉は、鹿児島県にある指宿温泉の「指宿ロイヤルホテル」です。
◇編集部:なぜそちらの旅館がおすすめなのでしょうか。
◆大前さん:お勧めする理由の一つには、岐阜県は海以外は全てあるところだと思っているのですが、唯一岐阜県にはない海の美しい景観に憧れがあります。
なかでもこちらの「指宿ロイヤルホテル」は、海に面した素晴らしい景観のロケーションにあります。
また、こちらのお宿では従業員の皆さまをとても大切にされています。お宿とのつながりが強い従業員の方々は、お客様に対しても自然とおもてなしの気持ちを持たれるのです。
「おもてなし」とは、そういったことから始まることなのだということに強く共感する点が一番の皆様におすすめするポイントです。
<施設情報>
指宿温泉「指宿ロイヤルホテル」
・住所:鹿児島県指宿市十二町4232-1
・電話:0993-23-2211
・アクセス:
<電車>JR指宿枕崎線 指宿駅よりタクシーで約6分
<飛行機>鹿児島空港より車または高速バスで約1時間50分
<車>九州自動車道 谷山ICより約60分
<フェリー>志布志港より車で約2時間40分
温泉好き「らくらく湯旅」ユーザーへのコメント
◇編集部:最後に、「らくらく湯旅」ユーザーへ一言おねがいします。
◆大前さん:私ども従業員は、この地方の方言で「楽にしとくんさい」と言う下呂の気持ちを心がけています。
伝統を残しつつも、昨今のコロナウィルス感染症対策として、お越しいただくお客様が安心して快適にご滞在いただけますよう、全客室やエレベーターの押しボタンなどへ光触媒による抗菌コーティングを施しています。また、畳も抗ウイルス仕様のものに順次交換しております。
コロナ禍でも従来のようにお寛ぎいただけるよう、こだわりを持って精一杯のおもてなしをさせていただきます。
伝統と新しいものを調和させながら、ゆっくりと落ちついた時間を過ごすことのできる自然豊かなこの下呂で、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
◇編集部:本日はお忙しい中、お時間を頂戴いたしましてありがとうございました。
季節毎に移ろう素晴らしい景観の自然に囲まれ、歴史ある温泉街にあり、この地の風土に根ざす伝統を継承し、お客様本意で最新施設や独特な意匠でおもてなしする精神は、とても素晴らしいものと感じました。
心と体を癒やす名湯を楽しむとともに、アートでアンティークな空間に囲まれた贅沢な時を過ごしに、紗々羅を訪れてみてはいかがでしょうか。
<基本情報>
山の宿・霊泉 紗々羅
・住所:岐阜県下呂市森1412-1
・電話:0576-24-1777
・ホームページ:http://www.sasara.co.jp/
・アクセス:
<電車・バス>JR高山本線・下呂駅下車、タクシーで無料送迎
<車>中央自動車道・中津川I.Cより約60分、東名高速・小牧ICより約2時間、東海北陸自動車道・富加関ICより約70分