温泉記号♨発祥の地【磯部温泉】源泉かけ流し|妙義山を望む碓氷川沿いの美人湯と磯部せんべいの旅


含銅・鉄の美人湯 源泉かけ流し体験

出典:雀のお宿 磯部館

磯部温泉の泉質は「含銅・鉄(II)-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩強塩温泉」(高張性中性高温泉・pH7.3〜7.5)。

泉温52.6℃という高温の源泉は、含まれる成分量が群馬県内の温泉の中でもトップクラスと評価される濃い湯です。

塩化物が肌を温めてポカポカが長続きし、炭酸水素塩が古い角質を洗い流してすべすべに整え、鉄・銅イオンが肌に薬効を与える。

この3つが重なることで、「美肌の温泉地ランキング」でも上位に選ばれてきた美人湯の効能が生まれます。

温泉街の7軒の旅館のほか、日帰り入浴施設「恵みの湯」では砂塩風呂も名物で、磯部温泉のミネラルをたっぷり含んだ温かい砂に全身を包まれる体験は、旅館の浴場とはまた違う贅沢感です。


磯部温泉の源泉かけ流し概要

出典:雀のお宿 磯部館

泉質: 含銅・鉄(II)-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩強塩温泉(高張性中性高温泉)

pH: 7.3〜7.5

泉温: 52.6℃

効能: 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性皮膚疾患・動脈硬化・高血圧・疲労回復・美肌

飲用効能: 胃腸虚弱

称号: 温泉記号♨発祥の地(万治4年・1661年)

旅の余韻

出典:雀のお宿 磯部館

鉱泉水で焼いた磯部せんべいをかじりながら、愛妻橋の上から妙義山を眺めます。

川面に映る奇峰を見ていると、ここに中山道の旅人が足を止め、ベルツ博士が湯の成分に驚き、白秋や犀星が詩を紡いだという歴史がふと重なります。

誰もが見慣れた「♨」がこの場所から生まれたというだけで、温泉の見え方が少し変わる気がします。

含銅・鉄の濃い美人湯にしっとりと浸かって、ほかほかのまま磯部せんべいをもう一枚。

磯部温泉はそんな、小さな幸福が積み重なる旅の宿です。