【草津温泉】露天風呂付き客室で楽しむ源泉かけ流し|厳選おすすめ宿


出典:裏草津 蕩
2026年4月29日

この記事を書いた人

湯あがり ぽか子

温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!

硫黄の香りが漂う湯畑の湯けむりの中、誰にも邪魔されない自分だけの露天風呂で、草津の名湯を独占する。

温泉の自然湧出量は日本一で毎分32,300リットル以上が湧き出す豊富な湯量を誇り、日本三名湯のひとつに選ばれている草津温泉。

昔から「恋の病以外効かぬ病はない」と伝えられているほど効能豊かな泉質が自慢です。

その草津で近年特に人気を集めているのが、客室に源泉かけ流しの個室露天風呂が付いた宿です。

大浴場の解放感とは異なる、部屋から一歩も出ずに草津の強酸性の湯に好きな時間に浸かれる贅沢は、一度体験するとやみつきになります。

この記事では、草津温泉で個室露天風呂・半露天風呂付き客室を選ぶ際に参考になる、源泉かけ流しにこだわった厳選宿をご紹介します。

草津温泉とはどんな場所か

出典:フォトAC

下呂・有馬と並ぶ日本三名泉のひとつ、草津温泉。

毎分32,300リットル以上、1日にドラム缶約23万本分もの温泉が湧き出す日本一の自然湧出量を誇り、その豊富な湯量があるからこそ、温泉街のほぼすべての旅館や施設で源泉かけ流しが実現できています。

泉質はpH2.0前後の強い酸性で、五寸釘を湯川の中に入れておくと10日ほどで溶けて無くなってしまうほどの殺菌力を持ちます。

代表的な源泉だけでも万代・湯畑・白旗・西の河原など6種類あり、それぞれ温度も肌触りも異なります。

宿によって引く源泉が違うため、どこに泊まるかで湯の個性が変わるのも草津ならではの醍醐味です。

露天風呂付き客室が楽しめる宿 おすすめ5選

草津温泉には、客室に源泉かけ流しの露天風呂が付いた宿が点在しています。

湯畑の湯けむりを感じながら、誰にも邪魔されない自分だけの湯時間を過ごせるのが最大の魅力です。

泉質・立地・食事のこだわりをもとに、厳選した5軒をご紹介します。

草津温泉 望雲

出典:草津温泉 望雲(宿全景)

草津温泉の個室露天風呂付き客室を語るうえで、まず外せない宿が望雲です。

慶長三年創業の老舗温泉宿で、江戸時代には草津の隆盛を支えた存在でした。

弥次喜多珍道中でおなじみの十返舎一九は「上州草津温泉道中」に宿の繁昌ぶりを書き、七代目館主と旧知の間柄だった俳人一茶は湯のすばらしさを「湯けむりにふすぼりもせぬ月の貌」と詠んでいます。

400年以上にわたって草津の湯守り続けてきた宿が、その歴史の重みをそのままに個室露天風呂付き客室という現代の贅沢を提供しています。

 

出典:草津温泉 望雲(明治の頃の望雲)

温泉は2つの源泉から引いた掛け流しの天然温泉を露天風呂を含め6つの湯殿で堪能できます。

本白根山の奥深くに湧く「万代鉱」は草津温泉の数ある源泉の中で最もマグマに近いパワフルな湯で、94〜95度と湧出温度が高く殺菌・抗炎症作用に優れています。

一方の「西の河原源泉」は肌あたりのやわらかさが自慢で、草津温泉の特徴を最もよくあらわしていると言われる源泉です。

出典:草津温泉 望雲(二つの源泉が一度に楽しめるお風呂 遊山の湯)

人気の客室は「雲松庵」の露天風呂付き客室で、和室に次の間、シャワールーム、庭眺めのウッドテラスを備え、庭園へと続く露天風呂には西の河原源泉が滔々と掛け流されています。

2025年1月には本館4階に8室の天然温泉かけ流し内風呂付き和洋室が誕生。セミダブルベッドの洋室ツインルームとリビングルーム、8畳の和室を備えた83平米以上の快適空間で、たっぷりの温泉を誰にも邪魔されずに楽しめます。

出典:草津温泉 望雲(雲松庵 客室と客室露天風呂)

食事は部屋食または木の温もりある和モダンな個室食事処で、上州牛など贅沢な地場産の肉や魚、地元で採れた新鮮な野菜や山菜を使った料理長心尽くしの会席膳が提供されます。

温かいものは温かく、冷たいものは冷たく順次運ばれる気配りは老舗宿ならではのものです。

出典:草津温泉 望雲(上州牛や山菜を使った会席膳)

施設名:草津温泉 望雲

住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津433

公式サイト:https://www.hotelboun.com