赤城山麓の秘湯【赤城温泉】源泉かけ流し|関東平野を望む絶景の山の湯と赤城神社・大沼散策


出典:花の宿湯之沢館
2026年7月17日

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湯あがり ぽか子

温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!

群馬県前橋市、日本百名山のひとつ赤城山の南麓に湧く赤城温泉は、元禄13年(1700年)に前橋藩主・酒井雅楽頭が「諸人人助けのため」として湯小屋を建設した歴史ある温泉地です。

泉質はカルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉で、湧出時は無色透明ながら空気に触れると茶褐色〜緑黄色へと変化する「生きている源泉」。

新田義貞や国定忠治も訪れたと伝わるこの湯は、浴槽の析出物がその濃さを物語る、温泉マニア憧れの秘湯です。


赤城山の山腹へ 新田義貞・国定忠治も癒えた元禄の薬湯

出典:花の宿湯之沢館

関越自動車道・赤城ICから車で約30分、前橋市内から車で約45分というアクセスです。

公共交通機関では前橋駅から関越交通バスで約50分(赤城温泉ホテル前下車)でたどり着けます。

奈良時代から「上州の薬湯」として知られたこの湯は、元禄13年(1700年)の藩による湯小屋建設を機に本格的な温泉地として発展しました。

鎌倉時代の武将・新田義貞や幕末の侠客・国定忠治一党も疲れた体を癒しに訪れたという古い記録が残っています。

現在は「赤城温泉ホテル」「花の宿湯之沢館」「御宿総本家」の3軒が自然湧出の源泉かけ流しを守り、秘湯ムード漂う温泉郷として静かに旅人を迎えています。


赤城神社・大沼・小沼 赤城山の絶景を歩く

出典:赤城神社

赤城温泉から山頂方向へさらに車を走らせると、標高1,345メートルに赤城山の火口湖群が広がります。

「大沼(おのこ)」は周囲約4キロのカルデラ湖で、湖畔に鎮座する「赤城神社」は上毛三山のひとつとして古くから信仰を集めてきた神社です。

冬に全面凍結した大沼のワカサギ釣りは赤城山の冬の風物詩として有名で、多くの釣り人が訪れます。

「小沼(この)」は大沼より小ぶりの神秘的な沼で、周囲の笹原と合わせた景観が静かな散策を楽しませてくれます。

晴れた日には露天風呂や展望台から関東平野が一望でき、遠く筑波山まで見渡せる絶景が広がります。


ギンヒカリ・山菜・上州牛 赤城の食を味わう

出典:花の宿湯之沢館

「花の宿湯之沢館」が提供する最高級ニジマス「ギンヒカリ」は赤城温泉を代表する食材で、その上品な脂のりと淡泊な旨みが川魚料理の概念を変えるほどの美味しさです。

春は山菜の天ぷら・秋はきのこ料理と季節の山の幸が食卓を彩り、上州牛のすき焼き鍋を提供する宿もあります。

素朴な里山料理と源泉かけ流しの良泉が組み合わさる赤城温泉の食卓は、飾らないながらも岩手の山の恵みが誠実に詰まっています。