【長野】信州にある「渋温泉」の1泊2日旅!温泉街の散策と外湯体験を満喫

更新日:2021年9月20日

この記事を書いた人

ともきち

温泉が好きで、年に数回は友人や家族と国内旅行を計画し、色々な温泉地へ出かけています。温泉の中でも、濁り湯の露天風呂が特に好みです。旅先では、有名観光地や絶景スポットをひと通りまわり、地元の名物料理やお菓子の食べ歩きも欠かしません。旅好きならではの視点で、温泉地の情報や温泉にまつわる知識など、魅力あふれる記事をお届けします。

長野県、信州にある「渋(しぶ)温泉」は、古くから湯治場・宿場として栄えた場所。大きな開発が行われなかったため、今でも情緒を残す温泉街を歩きながら、歴史を感じる外湯をめぐる体験ができます。今回は、そんな趣あふれる渋温泉へ1泊2日で出かける旅をご提案します。

この旅行プランはこんな人におすすめ

・1泊2日で温泉旅行に出かけたい
・有名観光地は見ておきたい
・外湯を体験したい

旅のしおり

【Day1】

〈12:00〉渋温泉入り口バス停に到着
〈12:30〉やりやで蕎麦に舌鼓
〈14:30〉地獄谷野猿公苑を散策
〈16:30〉つばたや旅館で立ち寄り入浴
〈18:30〉宿にチェックイン

【Day2】

〈10:00〉横湯山温泉寺に参拝
〈10:30〉外湯:共同浴場めぐり
〈11:30〉酒蔵美術館で、日本画を鑑賞
〈12:30〉渋温泉食堂 gonkiでランチ
〈14:30〉外湯:共同浴場めぐりの続き
〈16:30〉渋温泉街でお土産購入
〈17:30〉渋温泉入り口バス停を出発

 

渋温泉1泊2日の旅スタート

【Day1】「渋温泉入り口」バス停に到着

〈12:00〉
「渋温泉入り口」バス停に到着。さぁ渋温泉1泊2日の観光が始まります。

<参考:電車・バス>
【東京より】→JR北陸新幹線で「長野駅」まで約85分
【新大阪より】→JR東海道新幹線に乗り「名古屋駅」でJR中央本線特急に乗り換え「長野駅」まで約3時間42分
【金沢より】→JR北陸新幹線で「長野駅」まで約1時間30分
【長野駅】→ 長野電鉄湯田中行き特急で約50分、「湯田中駅」下車。湯田中駅から上林行きのバスに約7分乗り、「渋温泉入り口」にて下車。または、タクシーで5分。

横湯(よこゆ)川に沿って走るバスを「渋温泉入り口」バス停で降ります。川沿いの道と1本入った道一帯に渋温泉街の情緒あふれる建物が立ち並びます。

<施設詳細>
・スポット名:渋温泉入り口
・住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏
・観光マップ:Day1 A地点


↓徒歩約1分

【Day1】「やり屋」で関東風の手打ち蕎麦に舌鼓

〈12:30〉

渋温泉での1食目は、関東風の手打ち蕎麦を。蕎麦屋「やり屋」は、畳敷きの小上がりがあり、ダルマや招き猫、絵の飾り付けが賑やかでアットホームなお店です。

ランチは、平打ちの蕎麦「ざる蕎麦」(650円)でさっぱりと。歯応えがしっかりとした蕎麦です。野沢菜のしゃきしゃき感がたまりません。

お腹に余裕があれば、ぜひ「信州サーモン」(1,500円)も。長野産の養殖サーモンは、脂が乗っていて、まろやかな味わいです。

<店舗詳細>
・店舗名:やり屋
・住所:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏2165-2
・電話番号:0269-33-2619
・営業時間:11:00~16:00、18:00~22:00
・定休日:不定休
・観光マップ:Day1 B地点


↓車で8分(徒歩で約43分)

【Day1】「地獄谷野猿公苑」でスノーモンキーに出合う

〈14:30〉

提供:地獄谷野猿公苑

昼食後は、温泉街から足を伸ばして「地獄谷野猿公苑」へ。険しく切り立った崖に囲まれ、噴泉が絶えず噴煙を上げている地獄谷にあります。

柵のない同じ空間から、より自然に近い状態で暮らすスノーモンキーと呼ばれるサルを観察することができます。

提供:地獄谷野猿公苑

標高850mにある地獄谷の冬は厳しく、1mを越える雪に覆われ、最低気温が-10度を下回る日もあります。そんな寒い冬には、温泉に浸かりほっこりする愛らしいニホンザルが見られます。

<施設詳細>
・施設名:地獄谷野猿公苑
・住所:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏6845
・電話番号:0269-33-4379
・営業時間:夏季(4〜10月ごろ)8:30〜17:00、冬季(11〜3月ごろ)9:00〜16:00 ※営業時間は概ねの目安。野猿公苑のニホンザルは野生動物のため、天候、季節、ニホンザルの行動などにより予告なく変動することがある。
・定休日:なし
・料金:大人800円、小人(小学生〜高校生)400円
・観光マップ:Day1 C地点

再び、渋温泉街へ戻りましょう。


↓車で8分(徒歩で約43分)

【Day1】松代藩の御用達。夏目漱石も宿泊した「つばたや旅館」で立ち寄り入浴

〈16:30〉

渋温泉の旅館はすべて源泉かけ流し。今回の旅では、創業300年余の松代藩の御用達の宿「つばたや旅館」で立ち寄り湯を楽しみましょう。

明治初期の木造建築を残す「つばたや旅館」は、家庭的なおもてなしが受けられる旅館。伯爵の身分の方々や幕末の松代藩主・佐久間象山(さくましょうざん)、夏目漱石などの文豪も宿泊しました。

提供:つばたや旅館

「つばたや旅館」でぜひ浸かりたいのは、宮大工が釘を一切使わず木組みで作った家族風呂(追加料金なし)。ここでしかできない貴重な体験ができます。

源泉は、単純泉や弱アルカリ含む食塩泉、ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩温泉などで、神経痛、リューマチなどの効能があります。

<施設詳細>
・施設名:つばたや旅館
・住所:長野県下高井郡山ノ内町渋温泉
・電話番号:0269‐33-2165
・営業時間:9:00~20:00
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:大人500円
・観光マップ:Day1 D地点


↓徒歩約5〜10分

【Day1】宿泊施設にチェックイン

〈18:30〉
渋温泉街周辺の宿泊施設にチェックインします。

【Day2】

宿泊施設をチェックアウトします。


↓徒歩約5〜10分