「一浴玉の肌」元祖美肌の湯【沢渡温泉】源泉かけ流し|草津の仕上げ湯として名高い群馬・中之条の秘湯
目次
55℃・50年前の雪解け水が育てた源泉かけ流し体験

出典:まるほん旅館
沢渡温泉の泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉。源泉温度55℃、電気伝導率170mS/mという水道水の17倍もの成分を含む濃い湯です。
驚くべきはその源泉の素性で、京都大学の研究によると、50年以上前の雨水が地中深く浸透し、40年以上かけてゆっくりと岩盤のミネラルを取り込みながら熱水化して湧出しているとされています。
半世紀をかけて地球の恵みを吸収してきた湯が、無色透明でやわらかな肌触りをたたえてようやく地上に湧き出る。
「一浴玉の肌」という表現がいかに的を射ているかが納得できます。
硫酸塩成分が肌の潤いを引き出してコラーゲン生成をサポートし、弱アルカリ性が角質を穏やかに整えることで、草津の強酸性でダメージを受けた肌を修復する「なおし湯」としての役割を果たしてきました。
また飲泉も可能で、胃腸病・糖尿病・病後回復期への効能があるとされています。
日本秘湯を守る会会員の「まるほん旅館」(創業400年)をはじめ、各旅館が源泉100%かけ流しを実践しています。
沢渡温泉の源泉かけ流し概要

出典:まるほん旅館
泉質: カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(弱アルカリ性)
湯色: 無色透明・やわらかな肌触り・湯の花あり
源泉温度: 55℃
源泉の特徴: 50年以上前の雨水が40年以上かけてミネラルを蓄積して湧出(京大研究)
源泉かけ流し: 各旅館・共同浴場とも源泉かけ流し・飲泉可
効能: 切り傷・やけど・神経痛・リウマチ・慢性消化器病・冷え性・糖尿病・婦人病・美肌
旅の余韻

共同浴場の熱い湯に1分浸かって出て、また1分。
それを繰り返すと体の芯からじわじわと温まり、いつのまにか疲れが溶けていきます。
50年以上前の雨が今日ようやく地上に届いた湯に、縄文の人も頼朝も牧水も浸かってきた。
それと同じ湯が今、自分の肌をすべすべに整えている。
草津の激しい湯で体を解き放った後、この静かな谷間の湯でゆっくりと仕上げをする。
群馬の温泉を知り尽くした人たちが何百年も前から実践してきた旅のかたちが、今も変わらずここに残っています。



