竹久夢二が愛した【湯涌温泉】源泉かけ流し|加賀藩主御用達・養老時代から1,300年の美人湯と金沢の旅


竹久夢二と加賀藩主が愛した源泉かけ流しの美人湯

出典:湯涌温泉観光協会

湯涌温泉の歴史は養老2年(718年)、白鷺が湯で身を癒しているのを農夫が発見したことに始まります。

以来1,300年以上にわたり、加賀藩主・前田家一族の御用達の湯として代々大切に使われてきました。

大正初期にはドイツの万国鉱泉博覧会に内務省推薦で出展され、国際的にもその泉質の優秀さが認められています。

泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉で、「なめらかさと温もりが肌を包み込む」という湯涌温泉ならではの湯触りが特徴です。

無色透明でやわらかな美肌の湯は、源泉かけ流しで各旅館・総湯に注がれており、湯上がりのしっとりとした肌感は「美人の湯」の評判を裏付けています。

大正時代に竹久夢二が最愛の笠井彦乃と滞在し、この湯に浸かりながら数多くの名作を生んだことでも知られています。

温泉街には「金沢湯涌夢二館」があり、夢二の作品・生涯・彦乃との物語を静かにたどることができます。


総湯「白鷺の湯」と各旅館の湯めぐり

出典:湯涌温泉観光協会

総湯「白鷺の湯」は湯涌温泉のシンボルとなる日帰り入浴施設で、クラシカルで上品な内装が非日常感を演出します。

女性風呂には露天風呂、男性風呂には寝湯が備わり、それぞれの楽しみ方ができます。

源泉かけ流しの湯を手軽に体験できる温泉郷の顔ともいえる施設です。

各旅館はそれぞれ個性的な源泉かけ流しの湯を提供しており、創業200年以上を誇る「元湯 石屋」の能舞台がある老舗宿。

300年の歴史を持つ庄屋屋敷の「銭がめ」、露天風呂付きスイートを持つ「百楽荘」、全10室の小さな宿「すみれ」などの和風旅館が9軒並んでいます。


湯涌温泉の源泉かけ流し概要

出典:湯涌温泉観光協会

泉質: ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉

湯色: 無色透明・なめらかでやわらかな肌触り(美人の湯)

源泉かけ流し: 総湯・各旅館ともに源泉かけ流し

効能: 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・外傷・高血圧・慢性消化器病・疲労回復

歴史: 養老2年(718年)開湯・1,300年以上の歴史・加賀藩主御用達・大正初期に万国鉱泉博覧会(ドイツ)出展

文人ゆかり: 竹久夢二(最愛の人と滞在)・金沢湯涌夢二館あり

指定: 国民保養温泉地・金沢温泉郷のひとつ

施設: 総湯「白鷺の湯」・元湯石屋・銭がめ・百楽荘・彩心・すみれほか計9軒

アクセス: 金沢駅より車約30分・兼六園より車約20〜25分