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新着記事源泉掛け流し
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与謝野晶子・川端康成が愛した【法師温泉】源泉かけ流し|日本唯一の足元湧出・鹿鳴館風大浴場「法師乃湯」
群馬と新潟の県境、三国峠のふもとに、明治時代からほとんど変わらない姿で湯煙を上げる一軒宿があります。法師温泉・長寿館。鹿鳴館風の大窓を持つ明治28年(1895年)建築の大浴場「法師乃湯」は、浴槽の底に敷かれた玉砂利の隙間から源泉が自然湧出する、日本でも極めて希少な「足元湧出温泉」です。生まれたての湯が絶え間なく湧き続ける浴槽に浸かった与謝野晶子は歌を詠み、川端康成は囲炉裏の前で言葉を紡いだ。そのままの風景が、今もここに残っています。上信越高原国立公園内、標高800メートルの山峡にひっそりと佇むこの秘湯は、「日本秘湯を守る会」の会員宿として、自然湧出の源泉かけ流しを大切に守り続けています。
2026年4月19日 -
河童伝説と日本三大霊場【奥薬研温泉】源泉かけ流し|日本三大美林のヒバ林に湧く1,100年の秘湯「かっぱの湯」
青森県下北半島の奥地、津軽海峡に注ぐ大畑川の上流に、1,100年以上前から湧き続ける秘湯があります。奥薬研温泉。その名の由来は、恐山を開いた慈覚大師円仁が道に迷って大怪我を負った時、河童が現れて湯に浸からせ、翌朝には傷がすっかり癒えていたという伝説にさかのぼります。以来「かっぱの湯」と呼ばれてきたこの露天風呂は、源泉100%かけ流しで今日も大畑川のほとりに湯を流し続けています。日本三大美林のひとつ「ヒバ林」に包まれた薬研渓谷の深い緑、比叡山・高野山と並ぶ日本三大霊場・恐山の荘厳な空気、そして本州最北端に水揚げされる大間のマグロ。北半島の旅の最奥に、この小さな秘湯は旅人を待っています。
2026年4月18日 -
林芙美子・吉川英治・横山大観が愛した【角間温泉】源泉かけ流し|室町時代から湧く文人の湯と3つの外湯めぐり
渋温泉や湯田中温泉が賑わいを見せる国道の向こう側、角間川に沿ってひっそりと湯煙を上げる集落があります。長野県山ノ内町・角間温泉。室町時代に浄土真宗の高僧・蓮如が発見したと伝わるこの湯は、江戸時代には松代藩の宿としても使われ、小説家の林芙美子が戦時中に疎開して作品を生み出し、吉川英治が執筆のために逗留し、横山大観がアトリエを設けた。数多くの文人墨客に愛されてきた湯治の名湯です。木造の小さな旅館が数軒、その中央に共同浴場の「大湯」、宿と宿の間に「滝の湯」「新田の湯」が並ぶだけの静かな集落。源泉かけ流しの熱い湯が溢れ続けるその風景は、まるで時間が止まったかのような、失われかけた湯治場の原風景です。
2026年4月17日 -
炭酸体感日本一【七里田温泉】源泉かけ流し|弥生時代から湧く「ラムネの湯」と久住高原の絶景を巡る旅
湯船に入った瞬間、全身に銀色の泡がまとわりついてくる。大分県竹田市久住町、くじゅう連山の南東麓に広がる久住高原の田園地帯に、その体験を求めて全国から温泉ファンが集まる温泉があります。「炭酸体感日本一」とも称される「七里田温泉」の「下ん湯(ラムネの湯)」です。弥生時代の古い記録にもその存在が刻まれ、460年前には岡藩の殿様も入ったと伝わるこの源泉は、加温も加水も一切せず、湧き出た天然の炭酸泉をそのまま源泉かけ流しで浴槽に注ぎ続けています。湯量毎分200リットルという豊富な自噴泉から生まれる、ソーダのようにシュワシュワと弾ける湯の感触は、一度体験したら忘れられないと言います。
2026年4月16日 -
冷泉と薪ストーブサウナ、江戸末期から続く逆サウナ体験【寒の地獄温泉】源泉かけ流し
「寒の地獄」 その名前を聞いただけで、ただならぬ予感がします。大分県玖珠郡九重町、標高1,100メートルの飯田高原に、江戸末期・嘉永2年(1849年)から湧き続ける冷泉があります。源泉温度はわずか13〜14℃。真夏でも体感はほぼ0℃に近く、冷泉に浸かるたびに震えが止まらなくなる。その「地獄のような冷たさ」が名前の由来です。日本百名道・やまなみハイウェイ沿いの一軒宿「山の宿 寒の地獄旅館」に受け継がれてきた、冷泉と温泉の交互入浴という伝統の湯治法。毎分2トン超という全国屈指の豊富な湧出量を誇る源泉かけ流しの秘湯は、温泉ファンの間で「一度は経験すべき大分の奥座敷」として長く語り継がれてきました。
2026年4月15日 -
香川県最古の湯【塩江温泉郷】源泉かけ流し|行基・弘法大師ゆかりの「べっぴんの湯」と讃岐の奥座敷を巡る旅
香川県高松市の南端、讃岐山脈の山懐にひっそりと湧く温泉があります。奈良時代の高僧・行基が発見し、その後弘法大師空海が万人に湯治を勧めたと伝わる塩江温泉郷。開湯から約1,300年。香川県内で最も古い歴史を持つこの温泉郷は、「讃岐の奥座敷」「高松の奥座敷」と呼ばれ、清流・香東川(こうとうがわ)のせせらぎとともに、今も旅人の心と体を静かに癒し続けています。高松空港からわずか約10分という抜群のアクセスながら、足を踏み入れると別世界のような山里の静寂が広がる。そんな二つの顔を持つ温泉郷です。
2026年4月14日 -
「関東最後の紅葉」と黒湯の源泉かけ流し【養老渓谷温泉】コーヒー色の美肌湯と粟又の滝・房総の秘境を巡る旅
千葉県房総半島のほぼ中央、養老川が刻んだ深い渓谷に、不思議な色をした温泉が湧いています。湯船に注がれた瞬間、目を疑うような濃いコーヒー色。これが養老渓谷温泉自慢の「黒湯」です。大正3年(1914年)に井戸から鉱泉が湧き出して以来110年あまり、渓谷沿いに10数軒の湯宿が軒を連ねるこの温泉郷は、「関東一遅い紅葉」と「美肌の黒湯」を目当てに、都心から多くの旅人が訪れ続けています。東京駅から車でわずか約1時間20分。箱根よりも近いこの秘境に、源泉かけ流しの黒湯が今日もこんこんと湧き続けています。
2026年4月13日 -
江戸時代にタイムスリップ【薬師温泉】源泉かけ流し|茅葺き集落に湧く230年の天然自噴湯と滝見露天風呂
群馬県吾妻郡東吾妻町、浅間隠山の山懐に抱かれた静かな渓谷に、230年以上の歴史をもつ天然自噴温泉が湧いています。長屋門をくぐった先に広がるのは、全国各地から移築された茅葺き民家が点在する別世界。囲炉裏の煙がゆるやかに立ちのぼり、時代箪笥や古民具が静かに時を刻む。薬師温泉は、温泉に浸かるだけでなく、江戸時代の日本にそのまま迷い込んだような「時間の旅」ができる、唯一無二の一軒宿です。
2026年4月12日 -
「関東最後の紅葉」と黒湯の源泉かけ流し【養老渓谷温泉】コーヒー色の美肌湯と粟又の滝・房総の秘境を巡る旅
千葉県房総半島のほぼ中央、養老川が刻んだ深い渓谷に、不思議な色をした温泉が湧いています。湯船に注がれた瞬間、目を疑うような濃いコーヒー色——これが養老渓谷温泉自慢の「黒湯」です。大正3年(1914年)に井戸から鉱泉が湧き出して以来110年あまり、渓谷沿いに10数軒の湯宿が軒を連ねるこの温泉郷は、「関東一遅い紅葉」と「美肌の黒湯」を目当てに、都心から多くの旅人が訪れ続けています。東京駅から車でわずか約1時間20分。箱根よりも近いこの秘境に、源泉かけ流しの黒湯が今日もこんこんと湧き続けています。
2026年4月11日 -
ユネスコエコパーク×源泉かけ流し【志賀高原温泉】8つの湯が競演する標高1,600mの極上湯と大自然の旅
長野県の北東部、上信越高原国立公園のなかに広がる志賀高原。標高1,300mから2,307mにかけて連なる山々と、神秘的な湖沼群、ユネスコエコパークに認定された豊かな原生林。その懐に、8つの個性ある源泉かけ流しの温泉が湧いています。翡翠色の硫黄泉、乳白色に揺れるにごり湯、透明な単純泉。湯の色も香りも、宿ごとに表情が異なる。そんな温泉の宝庫が、スキーリゾートとしてだけでなく、温泉を愛する旅人をも魅了し続けているのが志賀高原温泉です。
2026年4月11日 -
「日本の夕陽百選」と源泉かけ流し【湯野浜温泉】開湯1000年の海辺の名湯|加茂水族館・庄内浜の海の幸と巡る旅
山形県鶴岡市、日本海に面した白砂の海岸沿いに、源泉かけ流しの湯が湧く温泉街があります。水平線に沈む夕日が「日本の夕陽百選」に選ばれた湯野浜温泉は、開湯1000年を超える歴史ある海辺の温泉郷です。目の前に広がる約1キロメートルの白浜、春は竹の子、夏はだだちゃ豆、冬は寒ダラと、四季を彩る庄内の恵みが食卓に並ぶ。波の音を聞きながら源泉かけ流しの湯に浸かり、日本海の夕焼けに染まる露天風呂で一日を締めくくる。湯野浜温泉は、そんな贅沢な時間を与えてくれる場所です。
2026年4月10日 -
文豪・井上靖が愛した【下風呂温泉】源泉かけ流し|本州最北端に湧く異泉質2湯と漁り火の絶景
青森県下北郡風間浦村。本州の最北端に近いこの小さな漁師町に、室町時代から湯治客が絶えなかった温泉があります。津軽海峡に面した斜面に温泉街が広がる下風呂温泉は、わずか100メートル以内の距離に泉質が異なる3つの源泉が湧く、全国でも類まれな温泉郷です。硫黄の香りが漂う湯けむりの向こう、海峡の沖にはイカ釣り漁船の漁り火が灯る。昭和の文豪・井上靖がこの光景に魅せられ、名作「海峡」を書き上げた地です。
2026年4月9日
