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新着記事源泉掛け流し
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世界遺産の湯宿が残る【温泉津温泉】源泉かけ流し|石見銀山・重要伝統的建造物群保存地区の湯町を歩く
島根県大田市温泉津町に湧く温泉津温泉(ゆのつおんせん)は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、港町でもあるこの地は「石見銀山遺跡とその文化的景観」の一部として世界遺産に登録されています。温泉津温泉街は、温泉町として全国で唯一、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。泉質はナトリウム-塩化物泉を主体とし、薬師湯は島根県唯一の、全国12か所しかない日本温泉協会の天然温泉の審査でオール5を獲得しています。世界遺産・重伝建・日本温泉協会オール5という三重の称号を持ちながら、観光地化されすぎない素朴な湯治場としての佇まいを今も守り続けているのが、この温泉地の最大の個性です。
2026年7月11日 -
江戸時代から湯治客が訪れた日本最大カルデラ湖の秘湯【和琴温泉】源泉かけ流し|屈斜路湖を眺める無料野天風呂
北海道川上郡弟子屈町、阿寒摩周国立公園内の屈斜路湖南岸に突き出た和琴半島に湧く「和琴温泉」は、承応2年(1653年)に前藩の藩主が難病治癒のためにこの地を訪れたという記録が残る道内屈指の古湯です。大正5年(1916年)に正式に開湯し、紀行作家の大町桂月が大正10年(1921年)にこの地を訪れた際に「和琴」というこの地にふさわしい和名に改めました。泉質は単純温泉(中性低張性高温泉)・pH6.6・源泉温度52.5℃・湧出量毎分120リットルの自然湧出泉で、加水・加温・塩素消毒なしの源泉100%かけ流しが半島一帯で楽しめます。半島内には無料露天風呂・共同浴場・野湯・宿泊温泉施設と複数の湯処が点在しており、屈斜路湖畔全体がひとつの温泉天国となっています。
2026年07月09日更新 -
400年前アイヌが発見した「中標津の奥座敷」【養老牛温泉】源泉かけ流し|標津川の清流に湧く石膏食塩泉とシマフクロウの一軒宿
北海道標津郡中標津町、標津岳南麓のカラマツ原生林に囲まれた養老牛温泉は、ナトリウム・カルシウム-塩化物硫酸塩泉の源泉が80℃以上の高温で湧出し、湯量が豊富なため源泉かけ流しを実現している温泉地です。現在は「湯宿だいいち」の一軒宿として、木の香り漂う大浴場・岩造りの露天風呂・丸太風呂・寝湯など多彩な浴槽すべてに源泉かけ流しの湯が惜しみなく注がれています。標津川の渓流沿いに佇む宿で、川の流れを聞きながら入る露天風呂が旅人を魅了し、夜にはシマフクロウの声が森の奥から届く。映画「男はつらいよ」のロケ地としても知られるこの秘湯は、道東の旅に静かな深みを加えてくれます。
2026年07月08日更新 -
十勝最古の秘湯・シマフクロウが来る一軒宿【芽登温泉】源泉かけ流し|ヌカナン川の渓流に湧く「北海道一」のアルカリ硫黄泉
北海道足寄郡足寄町、大雪山系から流れ下るヌカナン川の左岸。足寄市街から32キロ、最後の数キロはダートの山道を進んだ先に、明治34年(1901年)の開湯以来120年以上変わらない湯が湧き続けています。「芽登温泉ホテル」は日本秘湯を守る会・日本源泉湯宿を守る会の双方に加盟する十勝地方最古の温泉の一軒宿です。源泉から毎分230リットルが引湯されるアルカリ性の単純硫黄泉は「北海道一の良質なアルカリ性」とも評され、加水・加温・消毒を一切行わない源泉100%かけ流しを開湯以来貫き続けています。露天風呂からエゾシカが湯を飲みに来て、夜にはシマフクロウの声が響く。この一軒宿でしか体験できない大自然との共生が、遠くから旅人を引き寄せてやみません。
2026年07月06日更新 -
道東最古の温泉【摩周温泉】源泉かけ流し|摩周湖と屈斜路湖・釧路川カヌーの旅
摩周温泉は明治18年(1885年)に最初の旅館が開業した、道東地域最古の温泉地です。かつては「弟子屈温泉」「鐺別温泉」と呼ばれた2つの温泉が、摩周湖への観光拠点として機能するため1990年代に「摩周温泉」の名に統一されました。泉質はナトリウム塩化物泉(弱塩泉)を主体とする単純温泉で、源泉温度26〜96℃という幅の広い源泉が宿ごとに引かれ、無色透明でやわらかな湯が肌にやさしく体を整えます。歓楽街も大型リゾートホテルもない、素朴な中小の宿が釧路川沿いに点在する温泉地の佇まいが、道東の旅の「ちょうどいい拠点」として旅人に長く愛されています。
2026年07月05日更新 -
十勝平野を一望する丘の上のモール温泉【幕別温泉】源泉かけ流し|パークゴルフ発祥地・ナウマン象の里とインカのめざめの旅
北海道中川郡幕別町依田——帯広市に隣接する幕別町は「パークゴルフ発祥の地」「ナウマン象の化石骨が発掘された町」として道内外に知られる農業の町です。その町の丘陵地に温泉地が形成されたのは大正・昭和初期にさかのぼりますが、1,000メートル以上の深掘削で高温のモール温泉を掘り当てた現在の幕別温泉は、北海道遺産に認定された植物性モール温泉を源泉かけ流しで提供する十勝の名湯として定着しています。
2026年07月04日更新 -
人口の7倍の牛が暮らす酪農王国に湧く【別海温泉】源泉かけ流し|市街地高台のナトリウム塩化物泉と日本一の生乳の旅
人口約1万5,000人に対し、約11万頭の牛が暮らす北海道別海町は、生乳生産量日本一を誇る「酪農王国」として全国に知られています。その別海市街地の高台に、町並みと新酪農村のサイロが点在する田園風景を一望できる温泉地があります。「別海温泉」の中心施設「別海ふれあい温泉(別海町ふるさと交流館)」は、地下から自家源泉を引くナトリウム塩化物泉を100%源泉かけ流しで提供する公共の日帰り温泉です。日本最大の砂嘴・野付半島や四角い太陽の絶景、そして人口の7倍の牛が放牧される雄大な酪農風景。別海温泉はそんな北海道らしいスケールの旅を締めくくる、地元密着の湯です。
2026年07月03日更新 -
北欧の街並みに湧く美肌湯【太美温泉 ふとみ銘泉 万葉の湯】源泉かけ流し|とろみの褐色泉とスウェーデンヒルズの旅
弱アルカリ性ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉の湯は薄い褐色を帯び、とろみのある肌触りで「美肌の湯」と評判です。札幌駅からJRでも車でも30〜45分という近さでありながら、4階の大浴場の大展望露天風呂からは雄大な石狩平野が一望でき、まるで温泉旅行に出かけたかのような開放感が味わえます。当別町は北欧スウェーデンと姉妹都市提携を結ぶ「日本の中の北欧」としても知られており、温泉とセットで異国情緒あふれる街並みを楽しめるのが、この太美温泉ならではの魅力です。
2026年07月2日更新 -
全宿が「源泉かけ流し宣言」した大雪山の温泉郷【ぬかびら源泉郷】源泉かけ流し|糠平湖と幻のタウシュベツ川橋梁・東大雪の旅
北海道河東郡上士幌町、日本最大面積を誇る大雪山国立公園内に位置するこの温泉地は、2007年(平成19年)に旅館組合が北海道庁で発表した「源泉かけ流し宣言」のもと、9軒すべての宿が源泉を循環せずそのままかけ流す、という北海道でも稀有な徹底ぶりを守り続けています。泉質はナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉(重曹泉)・源泉温度50〜60℃。無色透明でわずかに硫黄由来の湯の花が舞う湯は「美人の湯」と呼ばれ、肌をなめらかに整えながら飲泉でも胃腸病への効能が期待されています。糠平湖に沈んだ「幻の橋」タウシュベツ川橋梁と、大正時代から続く湯治場の歴史。大雪山の懐深くにあるこの温泉郷には、観光地化されすぎない静かな贅沢があります。
2026年07月01日更新 -
キャベツ天丼と「熱の湯」の田園温泉【南幌温泉】源泉かけ流し|札幌から45分・石狩平野の農村に湧く赤褐色の強塩泉
北海道空知郡南幌町の「なんぽろ温泉ハート&ハート」は、札幌から車で約45分という都市近郊の温泉でありながら、農村の大らかさと本物の源泉かけ流しを両立させた知る人ぞ知る名湯です。泉質はナトリウム塩化物強塩泉(弱アルカリ性高張性温泉)。赤褐色のやや塩辛い湯は塩化物成分が肌に薄い皮膜を形成して体温の発散を防ぎ、「熱の湯」と呼ばれるほど湯冷めしにくい強力な保温効果が特徴です。源泉温度42℃と49℃という2本の源泉を混合して使用する充実した湯量と、2025年1月のリニューアルで新設された開放感あふれる露天風呂が旅人を迎えます。そして忘れてはならないのが名物「キャベツ天丼」。南幌町のキャベツをふんだんに使った名物料理が、温泉とともにこの農村温泉の個性を作り上げています。
2026年06月30日更新 -
「神々の遊ぶ庭」の麓に湧く【トムラウシ温泉】源泉かけ流し|日本一コンビニから遠い秘境一軒宿と日本百名山の花畑
北海道上川郡新得町、大雪山国立公園の中心部・東大雪の山ふところに建つ「国民宿舎東大雪荘」は、新得市街地から車で約1時間・最後の7キロはダートの山道という立地にたたずむ一軒宿です。アイヌの人々が「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と崇めてきたトムラウシ山の麓から自然湧出する源泉(91.2℃・毎分140リットル)を温度調節して浴槽に注ぐかけ流しの湯は、ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉(pH8.1・弱アルカリ性)。天高8メートルの広々とした内湯と清流ユウトムラウシ川を俯瞰する原生林の露天風呂が、登山者と温泉愛好家を等しく迎えています。「日本一コンビニから遠い家」としてテレビで紹介されたこの宿は、まさにそのとおり。携帯が圏外になる大自然の中で、源泉の硫黄の香りと川のせせらぎだけが時間を刻みます。
2026年06月29日更新 -
北海道遺産・太古の葦が生んだ美人の湯【十勝川温泉】源泉かけ流し|世界でも希少な植物性モール温泉とばんえい競馬の旅
北海道河東郡音更町、十勝川の左岸に広がる十勝川温泉は、世界でもドイツ南西部にしか類例がないとされる植物性モール温泉の代表的な温泉地です。2004年(平成16年)に北海道の温泉地で最初に「北海道遺産」として認定されたこの湯は、亜炭層から溶け出したフミン質(腐植物質)を豊富に含む茶褐色のやわらかな湯。肌に触れるとつるりとなめらかになる「美人の湯」として道内外から多くの旅人を集めています。十勝川右岸には直径18メートルの巨大花時計・十勝が丘展望台・世界唯一のばんえい競馬と十勝らしい大スケールの観光が充実しており、豚丼・十勝スイーツという食の宝庫が温泉旅をさらに豊かにします。
2026年06月28日更新
