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<2021年版>安心して温泉へ行きたい!有馬温泉の最新コロナ(感染症)対策状況

更新日:2021年5月6日

兵庫県神戸市にある「有馬(ありま)温泉」は、日本三名泉のひとつに数えられる国内屈指の名湯です。褐色ににごった「金泉」と無色透明の「銀泉」の2種類の湯を楽しめる人気の温泉地で、温泉好きなら一度は行ってみたいスポットのひとつではないでしょうか。有馬温泉では、2020年からの新型コロナウィルスの流行に伴い、さまざまな感染対策を掲げています。温泉宿や観光客向けの施設が実施している感染対策についてご紹介します。

新型コロナの影響により、各施設の営業状況は変更の可能性があります。詳細は公式HPをご確認ください。らくらく湯旅では引き続き読んで楽しめる温泉情報を発信していきます。

観光地のコロナ感染対策

まずは、有馬温泉が行っている感染対策を確認しておきましょう。

各種イベントの中止と営業時間の変更

有馬温泉では、毎年節分の時期に開催されていた「有馬節分会」の規模が縮小されたほか、多くの店舗で営業日や営業時間が変更されています。人気の日帰り入浴施設「金の湯」「銀の湯」では、「銀の湯」のサウナが休止中。さらに、どちらの施設でも利用者数によって人数制限がされることがあります。

有馬温泉では、夏の「ありま夏祭り」や秋の「有馬大茶会」といった季節ごとのイベントが数多く開催されています。ただし、イベントの開催や営業日時については、状況により急きょ変更される可能性も。行きたいイベントがどのような形で開催されるのか、店舗が営業しているのかは、あらかじめ確認しておくといいでしょう。

消毒剤の利用を推奨

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多くの店舗や施設では、入口に手指を消毒するための消毒液が設置されています。入る前や利用した後には消毒を行いましょう。感染対策をもてなす側の旅館やお店だけに頼るのではなく、もてなされる側である旅行者も常に予防を意識するのが大切です。旅先では何かと気持ちが緩みがちですが、こまめに消毒や手洗いを行い、リスクを減らすようにします。

コロナ対策のための館内設備の改装工事

休業を機に、感染防止のための改装を行った施設も少なくありません。たとえば全室が離れの旅館「有馬山叢 御所別墅(ありまさんそう ごしょべっしょ)」では、大浴場ではなく客室内でも温泉の湯が楽しめるようになりました。さらに各旅館では、空気清浄機の設置や換気機能のアップ、ビニールカーテンやパーティションの設置といった改装が施されています。

ネットショップがオープン

コロナ禍で現地へ来られない人のために、ネットショップをオープンしたお店もあります。有馬温泉にあるカフェ「Cafe De Beau(カフェ・ド・ボウ)」と「Pao De Beau(パン・ド・ボウ)」のネットショップでは、金泉を炊き上げて作る金泉塩を使ったドーナツ、有馬山椒を用いたクッキーなどがラインナップ。有馬温泉の味を家庭で楽しむことができます。

このほか、老舗のおみやげ店「吉高屋」のネットショップでは自宅で有馬温泉気分を味わえる入浴剤や洗顔石けん、有馬の名産品などが販売中で、現地に行かなくても人気のおみやげ品が手に入ります。有馬温泉に行ったつもりでショッピングを楽しみましょう。

湯めぐりVRの配信

「湯めぐりVR」は、温泉につかっている目線で撮影されたVR動画です。コロナ禍で傷ついた人々の心を癒す目的で公開されました。VRゴーグルを着用し、YouTubeにアップロードされている動画を再生しながら入浴すれば、自宅のバスルームでもまるで温泉にいるかのような気分でゆったりと入浴できます。

免疫力を高めるには、身も心もリラックスすることが大切。有馬温泉では「有馬御苑(ありまぎょえん)」「御所別墅」といった人気旅館が参加しています。映像のみならず、耳に心地良い水の音や鳥のさえずり、虫の声なども収録されていて、家にいながら旅行気分にひたれる新時代のエンターテイメントです。

湯めぐりVR動画(YouTube)はこちら

宿・旅館のコロナ感染対策状況の一例

有馬温泉では温泉街全体で感染を防ぐ工夫がされているのはもちろんのこと、施設ごとに多種多様な対策が取られています。具体的な例をご紹介します。

欽山

提供:欽山

有馬温泉の中でも徹底した対策を取っているのが、高級料亭旅館「欽山(きんざん)」です。2020年12月には、全6室がすべて個室という完全個室料亭「花海棠(はなかいどう)」が新オープンしました。密を避けながら、リッチな個室で食事を楽しめるのが特徴です。

こちらの料亭は、和の趣たっぷりでありながら、扉はすべて非接触型の自動扉という徹底ぶり。さらに室内には光触媒で空気中を除菌・脱臭する「カルテック」が導入されています。人と接触する機会を極限まで減らした環境で、料理を堪能しましょう。

鴻朧館・游月山荘

 

 

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月光園(げっこうえん)の「鴻朧館(こうろうかん)」と「游月山荘(ゆうげつさんそう)」では、フロントへの飛散防止パネルの設置、スタッフ対応時のソーシャルディスタンスの確保、金銭受け渡し用トレイの導入など、人と人との接触を減らす多彩な工夫がされています。

食事は密を避けるために開始時間をずらして提供されるため、自然と密を避けることが可能。

 

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さらにバイキング形式の廃止、お膳に飛沫感染防止のため紙ナフキンをかけるといった対応により、リスクを極力減らしています。

竹取亭 円山

 

 

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金泉・銀泉を楽しめる旅館「竹取亭 円山(まるやま)」では、館内の温泉がすべて貸切風呂になり、他人との接触を気にすることなく、有馬温泉の上質な温泉が堪能できるようになりました。貸切風呂は安心・安全なだけでなく、プライベート感もたっぷり。さらに飛沫防止のパーティションの設置、レストランでの座席間隔の確保、従業員のマスク着用、消毒液の設置といった基本的な対策についても徹底されています。

温泉旅行でのコロナ感染のリスク

長引くコロナ禍に疲れ、温泉に浸かって癒やされたいと考えている人は多いはず。温泉旅行にはどれくらい感染リスクがあるのでしょうか。お出かけ前に確認しておきましょう。

感染するリスクは常にある

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感染が全国に広まっている事実からすると、どこへ行くにしても感染リスクをゼロにすることはできません。有馬温泉のある神戸市は全国的にも感染者数が多い地域であり、3度目の緊急事態宣言のエリアにも含まれています。緊急事態宣言が解除されたとしても、観光を楽しむためには、滞在先の対策のみに頼らず、自分自身でもしっかりと感染対策を行うことが重要です。感染リスクは常にあることを意識しておきましょう。

温泉旅行へ行く前に体調を確認する

出典:写真AC

感染対策というと自分が移されないための予防策に目が行きがちですが、いつどこで誰が感染するか分からない以上、移さない・広めないことも忘れてはいけません。そのために、出かける前には必ず健康チェックをしましょう。体温が高い、咳が出る、風邪のような症状があるといった場合は、旅行を中止すべきです。さらにマスクの着用、こまめな手洗いとうがい、手指の消毒といった基本的な予防策を継続して行いましょう。

体調面に問題がなくとも、マスクをしない食事中に大声でしゃべったり、混雑している場所や換気のよくないスペースへ立ち寄ったりすることも感染リスクを高めます。自分自身の予防とともに、観光地に持ち込まないという意識も大切です。