乳児の温泉デビューはいつ頃?赤ちゃんにおすすめの泉質や入浴時の注意点とは
赤ちゃんが生まれてから、ゆっくりと温泉に行かれずにいる方も多いのではないでしょうか。早く家族で温泉を楽しみたいものの、「乳児はいつ頃から温泉デビューできるの?」「赤ちゃんでも安心して入れる温泉の泉質はあるの?」という疑問を抱いている方もいるかもしれません。今回は、乳児が温泉にデビューできる適切な時期とおすすめの泉質、また入浴時の注意点などを詳しく紹介していきます。
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目次
乳児は温泉にいつ頃から入浴できる?
出典:写真AC
生後○ヶ月からOKという明確な答えはない
残念ながら、「乳児は生後何ヶ月ぐらいになれば温泉に入浴できるのか?」という疑問に対する明確な答えはありません。
ですが、最短でもベビーバスなどで沐浴をする時期や、へその緒が取れた跡がまだ乾燥していない時期は避けた方がよいとされています。
目安は生後1ヶ月以降
へその緒が取れていない状態や、取れても乾燥していない状態で入浴してしまうと、細菌による感染症を引き起こす可能性が高まります。
へその緒が取れる時期は赤ちゃんによって異なりますが、ベビーバスなどで沐浴を行う生後1ヶ月程度は温泉への入浴を避けることが賢明だとされています。
参考:温泉部|赤ちゃんの温泉はいつから可能?沐浴の入れ方や注意点も
乳児との温泉には単純温泉がおすすめ!
出典:PIXTA
一口に温泉と言っても、泉質ごとに成分や効能が異なります。
泉質によっては肌や体調に影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。
乳児におすすめの泉質としては、単純温泉が推奨されています。
単純温泉は、温泉成分の含有量が基準値よりも低く体に刺激を与えにくい特長があります。
乳児は大人の肌よりもデリケートで影響を受けやすいため、刺激の少ない単純温泉を選ぶようにしましょう。
もし単純温泉でも、大人が入ってみて肌にわずかな刺激を感じるようであれば、乳児との入浴を控えるようにしてください。
参考:マイナビウーマン 子育て|【医師監修】赤ちゃんの温泉はいつからOK?知っておきたいポイントと注意点8つ
参考:AllAbout|赤ちゃん・乳児はいつから温泉OK?子供も入れる温泉や入れ方のコツ
乳児との入浴前にチェックしたい3つのルール
出典:写真AC
1. 入浴制限の有無を事前に確認
温泉施設によっては、年齢制限を設けていることがあります。
入浴制限の例としては、「〇歳以下は入浴禁止」や「オムツが取れていない乳幼児の入浴は禁止」などです。
事前にインターネットや電話で問い合わせをするなどして、入浴制限について確認しておきましょう。
2. トイレを済ませてから入浴
乳児と入浴を楽しむ前には、必ずトイレを済ませておく必要があります。
乳児に限らず幼児期は、入浴中だからといってウンチやおしっこを我慢できません。
入浴中にウンチをしてしまった場合、他のお客に迷惑をかけてしまうことになります。必ずトイレを済ませてから入浴するようにしましょう。
3. 水分補給をしてから入浴
温泉に入るとカロリーを消費し体内の水分が排出されるため、脱水症状を引き起こす可能性があります。
そのため、入浴前に適度な水分を補給しておくことが大切です。
乳児との入浴時の注意点とは?
出典:写真AC
入浴する際は必ずお湯の温度を確認!
大人がちょうどよいと感じる温度は、乳児にとっては熱すぎてしまい負担になります。
乳児と入浴する場合は、お湯が38℃が理想です。
また、小学生になるぐらいまでは、40℃以下の温度を目安に温泉へ浸かるようにしましょう。
温泉施設や宿によっては、貸切風呂や時間貸しを行っているところもあります。
温度調整をする必要がある場合は、そのような施設の利用がおすすめです。
長湯は禁物!
乳児が温泉に浸かる時間も十分に気をつけなければなりません。
38℃前後の温度であっても長湯するとのぼせたり、ひきつけを起こす可能性があります。
乳児に負担をかけないためにも数分程度で上がるようにしましょう。
転倒に注意!滑る泉質は極力避けよう
慣れない温泉施設では、転倒する可能性が高まります。
お母さんが転倒してしまうと赤ちゃんもケガを負うリスクがあります。
そのため、アルカリ性の温泉など、ぬめりやとろみのある泉質はできるだけ避けるようにしましょう。
乳児との温泉は入浴のタイミングにも注意が必要
いつもと異なる時間に入浴すると、乳児の生活リズムが崩れ、夜寝てくれなかったり、食事のタイミングで寝てしまったりすることがあります。
乳児の生活リズムに合わせ、できるだけいつものリズムを崩さず過ごすことが大切です。
乳児との温泉に用意しておきたいアイテムとは?
出典:写真AC
ここでは、着替えやオムツなど基本的な持ち物に加えて、乳児と温泉へ行く場合に用意しておきたい3つのアイテムをご紹介します。
赤ちゃん用のベビーシャンプー
乳児を連れて温泉へ行く場合は、普段使っているベビーシャンプーを持っていくことがおすすめです。
施設によっては、赤ちゃん用のベビーシャンプーを置いている場合もあります。
しかし、乳児によって肌に合わない場合がありますので、普段から使用しているベビーシャンプーを用意しておく方が賢明です。
入浴後のベビー用保湿クリーム
温泉の泉質によって、肌の水分が蒸発しやすい場合があります。
乳児の肌は非常にデリケートです。普段から使用する保湿クリームを持っていくようにしましょう。
タオルは多めに持参しよう
温泉施設や宿によっては更衣室にベビーベッドを設置している場合もあります。
しかし、ベビーベッドがない場合は、床にタオルを敷いて寝かせた状態で着替えをさせることになります。
また、ベビーベッドが備え付けられている場合でも、衛生面を考えてタオルを敷いた上に赤ちゃんを寝かせるのがよいでしょう。
施設でタオルが準備されていることもありますが、あらゆる想定を考えて、多めにタオルを持参しておくと安心です。
参考:マイナビウーマン 子育て|【医師監修】赤ちゃんの温泉はいつからOK?知っておきたいポイントと注意点8つ
乳児との温泉旅行におすすめ!赤ちゃんと楽しめる3つの温泉宿
1. 「天空の湯 なかや旅館」:群馬県・湯檜曽(ゆびそ)温泉
星空を眺めつつリラックスできる露天風呂が完備された温泉旅館です。
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「天空の湯 なかや旅館」には、赤ちゃんと一緒に泊まれるプランという赤ちゃん専用の浴槽や料理などがついた、赤ちゃんのいる家族にとって魅了的なプランが用意されています。
また、月齢にあわせて彩りや食材にこだわった料理も用意されているほか、館内にキッズルームがあったり、哺乳瓶や食器類用の洗剤やブラシがあったり、さらに、フロントに声をかければ煮沸消毒にも対応してくれます。
乳児から大人まで安心して楽しめる旅館です。
<施設詳細>
天空の湯 なかや旅館
住所:群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽93
営業時間:チェックイン 15:00-17:00 チェックアウト11:00
※日帰り貸し切り露天風呂、夕食付きプランあり
電話番号:0278-72-3516 FAX:0278-72-2955
2. 「ホテルグリーンプラザ箱根」:神奈川県・箱根温泉
富士山を一望できる絶景露天風呂がある「ホテルグリーンプラザ箱根」。
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客室備え付けの露天風呂があるため家族水入らずで温泉を楽しめます。
泉質は赤ちゃんにも優しい弱アルカリ性。
赤ちゃん連れ専用旅行プランのお部屋は和室となっているため、赤ちゃんがベッドから落ちる心配もありません。
オムツ専用のごみ箱、コンセントガード設置やタオルは通常の2倍用意されているなど、赤ちゃんが安心して過ごせる部屋作りがされています。
<施設詳細>
ホテルグリーンプラザ箱根
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1244-2
営業時間:チェックイン 15:00 チェックアウト11:00
※日帰り入浴プランあり
電話番号:0570-092-489
3. 「水上高原ホテル200」:群馬県・水上温泉
「水上高原ホテル200」は、ウェルカムベビーのお宿認定の施設です。
水上高原の大自然の雄大な景色を眺められる露天風呂に、赤ちゃんが快適に過ごすための設備と娯楽施設もあります。
また肌に優しいアルカリ性単純硫黄温泉なので、赤ちゃんにも優しい温泉です。
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赤ちゃん連れの方が宿泊する部屋は、ローベッドやローソファ、コンセントカバーなど安全に配慮されています。
<施設詳細>
水上高原ホテル200
住所:群馬県利根郡みなかみ町藤原6152-1
営業時間:チェックイン15:00 チェックアウト11:00
電話番号:0278-75-2222
いざ乳児と楽しめる温泉地へ!家族旅行に出掛けよう
出典:写真AC
乳児との温泉デビューは不安も大きいですが、それ以上にワクワク感があり、また、後の大切な思い出にもなることでしょう。
温泉設備に関する事前の調査と適切な準備を行い、赤ちゃんと幸福なひと時をお過ごしください。