〈10:30〉大正時代から続く老舗旅館「由布院いよとみ」で立ち寄り入浴

まずは、「由布院いよとみ」へ立ち寄り、温泉に浸かりましょう。

「由布院いよとみ」は、大正時代から続くレトロな雰囲気の老舗旅館。湯布院温泉街では2番目に長い歴史を持っています。

木のぬくもり漂う館内は、落ち着いた雰囲気でどこか隠れ家的な印象もあります。

いよとみの温泉は、90度以上の源泉を由布岳の湧水で割って使用しています。

泉質は無色透明・無味無臭の単純温泉。クセがなく長時間浸かるのに最適です。

「由布院いよとみ」の湯の原料は、化粧水「由布院みすと」にも利用されています。肌に優しく、美肌効果を得ることができるそうです。

湯治にもよいとされており、広島東洋カープをはじめとする一流スポーツ選手が、リハビリキャンプで利用しています。

お風呂は大露天風呂とヒノキの内風呂があり、入浴料は大人500円です。

貸切風呂なので、事前に予約をしておきましょう。

<施設詳細>
・住所:大分県由布市湯布院町川南848
・電話番号:0977-84-2007
・営業時間:10:00~15:00
・観光マップ:Day1 B地点


↓徒歩約10分

〈12:30〉「九州饂飩物語」で地元グルメを堪能

温泉にのんびり浸かった後は、「九州饂飩物語(きゅうしゅううどんものがたり)」で「佐伯 漁師めし定食」(1,040円)をいただきます。

「佐伯 漁師めし定食」は、大分県の郷土料理であるブリのあつめしとごまだしうどんがセットになったボリューム満点の定食です。

提供:九州饂飩物語

ブリのあつめしは、佐伯市特産のブリを醤油ダレに漬けて、ご飯の上にのせて食べる漁師のまかない料理です。農水省の郷土料理百選にも選ばれました。

醤油ダレがよく染みこんだブリの身とご飯がよく合います。肉厚でプリっとした食感が癖になりそうです。

最初はそのままで、途中からはお茶をかけてお茶漬けとして食べるのもおすすめ。ブリの身が引き締まり、生魚とはまた違った食感を楽しめます。

ごまだしうどんは、佐伯発祥の調味料ごまだしをうどんに乗せて食べる料理です。ごまだしは、佐伯地方で獲れたエソという白身魚を使って作ります。

焼いたエソ類の魚の身と胡麻、みりん、砂糖をすり合わせ、最後に醤油をたらせば、魚のダシと胡麻の香りが食欲をそそる万能調味料のできあがりです。

「九州饂飩物語」は、地元の方にも人気のあるお店。
活気あふれる店内で、地元の方と触れ合いながら食事を楽しんでください。

<店舗詳細>
・住所:大分県由布市湯布院町川北2-11 駅前通り
・電話番号:0977-85-5244
・営業時間:10:00~20:00
・観光マップ:Day1 C地点


↓徒歩約25分

〈14:30〉「岩下コレクション」で大衆文化財・社会遺産を鑑賞

お腹を満たした後は、「岩下コレクション」で文化財や遺産を鑑賞します。

「岩下コレクション」では、未来は歴史に学べを理念に収集された数々のアンティーク品を間近で楽しむことができます。

ロビーの吹き抜けには、ダイアナ妃の実家に飾られていたステンドグラスが展示されています。その美しい輝きに見惚れることでしょう。

喫茶コーナーには、100年前のイギリス製のバーカウンターが使用されているなど、至る所でアンティーク品に触れ合うことができます。

「岩下コレクション」はいくつかのブースに分かれており、その一つ昭和レトロ館には、昭和の懐かしい街並みが再現されています。

レトロ玩具やブラウン管テレビなど、貴重なコレクションが整然と並んでいますので、当時の記憶をたどりながら思いを馳せてみてもいいですね。

モーターサイクル歴史観ブースには、往年のバイクや名車が200台ほど展示されています。

世界に1台しかない時価2億円のバイクやホンダの歴史に残る名車など、価値あるものばかり。

バイクや車好きはもちろん、そうでない方も数々の品に魅了されること間違いありません。

<施設詳細>
・住所:大分県由布市湯布院町川北645-6
・電話番号:0977-28-8900
・営業時間:9:00~17:00
・観光マップ:Day1 D地点


↓徒歩約25分