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サウナストーブとは何?サウナの種類と使い分けを徹底解説

更新日:2021年10月25日

空前のサウナブームに伴いさまざまな場所でサウナを利用できるようになった昨今。サウナの種類も続々と増えてきています。今回は、サウナの心臓部サウナストーブをはじめ、サウナの種類やそれぞれの特徴について解説します。

新型コロナの影響により、各施設の営業状況は変更の可能性があります。詳細は公式HPをご確認ください。らくらく湯旅では引き続き読んで楽しめる温泉情報を発信していきます。

サウナストーブとは?

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サウナストーブとは、サウナ室を温めるための装置のことです。ストーブの熱源は、薪を燃やす、電気、ガスなどさまざま。また、方式の違いもあり、輻射式(ふくしゃしき)の遠赤外線型、対流式のストーン型、格納式(ボナサーム)などがあります。

一般的には、遠赤外線型の熱源はガス、対流式のストーン型や格納式(ボナサーム)の熱源は電気のことが多いです。

熱源・サウナストーブでのサウナの分類

ガス遠赤外線サウナ

ガスストーブからの遠赤外線を放射した輻射熱で温める方式のドライサウナのことです。

立ち上がりが早くて熱効率も良く、電気ヒーターと比べると50から60%燃費が良いため、最も多用されており、銭湯などでもよく見かけるタイプです。湿度を保つことはできません。

電気ストーブ式サウナ

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熱源に電気を使用したストーブを使用したサウナのことです。サウナの天井に設置できる珍しいタイプのものもあります。

ボナサームサウナ(格納式)

サウナ内の座れるひな壇の下にヒーターを設置したサウナのことで、高温の空気が上へ行く事を利用した対流方式によりサウナ室全体を温めます。

ヒーターを足元の見えない場所に格納できるので、サウナ室が狭かったり、レイアウトに制約があったりする場合に良く利用されています。

ロッキーナサウナ

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ロッキーナサウナでは、サウナストーンが山積みされているタイプのサウナストーブを使用します。サウナストーンに水をかけることで温度を調整したり、湿度を保ったりすることもできます。

また、サウナストーンのストーブをゲージで囲う事で、壁面だけでなくサウナ室のセンターに置ける利点もあり、そういったヒーターレイアウトを自由にしたタイプを「ikiサウナ(いきさうな)」と言います。ロッキーナサウナのストーブの熱源は、主に電気が使われています。

セラストームサウナ

セラストームサウナとは、セラミックヒーターを利用したサウナです。現在は、メーカーが製造を中止しているため、日本全国でもかなり珍しいサウナとなっています。

イズネス(isness)

先に説明した、ガス遠赤外線ヒーターとサウナストーンを組み合わせたタイプのサウナです。

薪サウナ

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サウナストーブの燃料に、薪を使うタイプのサウナです。使用する薪の材質を選ぶことで、サウナ室内のアロマの変化も楽しめます。日本では消防法の関係で、常設しているところはごく稀です。

温度と湿度によるサウナのタイプとその効用

次に、温度と湿度の違いに注目したサウナのタイプ分類とその効用を説明します。

ドライサウナ・乾式サウナ

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ドライサウナ・乾式サウナとは、いわゆる昔からある高温低湿のサウナのことで、温度はおおよそ80から100度以上で湿度は10%程度です。

思いっきり汗がかける爽快感が人気のドライサウナ・乾式サウナは、短時間で高い血行促進作用があり、疲労回復、肩こり、腰痛、痩身、リフレッシュにおすすめです。

水風呂と併用すると、機能亢進力(こうしんりょく)や回復力が高まるので、全般的な不調にも良いとされています。

スチームサウナ、ミストサウナ・湿式サウナ

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スチームサウナ、ミストサウナ・湿式サウナの温度は、40から60度と比較的低い一方で、湿度は100%にもなります。

潤いをたっぷり得られるのはもちろん、低めの温度では副交感神経が優位になるため、血管は緩んで循環が良くなり気持ちも開放されるため、心も穏やかに整えられます。また、湿度が高いと、熱が身体に伝わりやすい特徴もあります。

フィンランド式サウナ・ロウリュサウナ

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フィンランド式サウナ・ロウリュサウナは、温度は80度前後、湿度は15から20%と、先に説明した乾式サウナと湿式サウナの間の温度や湿度です。

サウナ室に置いてある、熱したサウナストーンに水またはアロマ水などを柄杓(ラドル)でかけることを「ロウリュ」と言い、このロウリュによる蒸気で部屋が暖められます。

湿度が高く空気中にも水分を多く含むので、熱の伝導率が上がり、しっかりと体の芯まで温まり、また、肌や髪を乾燥で痛めることなく潤うこともできます。アロマ水の効用も得られ、さらなるリラックス・機能亢進作用が期待できます。