4位. 硫黄の香り漂うとろとろの湯「草津の湯」

評価

温浴効果 保湿力 香り お湯の色 肌ざわり 点数
体の温まり 10分持続 30分持続
硫黄の香り 緑白色 とろみ 3.8点

 

草津温泉とは

出典:AC

群馬県の「草津(くさつ)温泉」は、「湯畑(ゆばたけ)」に象徴されるように日本最大級の自然湧出量を誇る温泉地です。

摂氏50~90度と高い湯温の源泉は、どれも硫黄が豊富に含まれていて強酸性という特徴があり、温泉街全体を硫黄の香りが包みます。

 

「草津の湯」の検証結果

足湯で5度弱上がり、また、お湯のとろみが強くその後10分・30分後の温度が保てることが魅力です。

保湿力の検証では、肌水分量が約3.3%アップ。さほど高評価には至りませんでしたが、とろりとした肌ざわりのお湯は、モニターから「肌がなめらかになった」という声が挙がりました。

綺麗な緑白色のお湯も特別感が漂います。草津温泉特有の硫黄の香りはさほど強くありませんが、心地よく愉しめます。

 

入浴剤「草津の湯」詳細

・色:乳緑色

・成分:塩化Na/炭酸Ca/炭酸Na/硫酸Na/塩化K/温泉沈殿乾燥物/酸化チタン/PEG-400/

トリラウレス‐4リン酸Na/ステアリン酸/アスコルビン酸Na/プルラン/酸化K/チオ硫酸Na/ シリカ/黄4/青1 ※ご当地の温泉沈澱乾燥物ではありません。

 

同率2位. 乳白色の湯が印象的な日本を代表する秘湯「乳頭の湯」

評価

温浴効果 保湿力 香り お湯の色 肌ざわり 点数
体の温まり 10分持続 30分持続
硫黄の香り 乳白色 ぬるぬる 4.3点

 

乳頭温泉とは

出典:PIXTA

秋田県の山奥にある秘湯「乳頭温泉郷」には、点在する7つの個性豊かな温泉宿が点在しています。約400年以上の長い歴史を持つ温泉で、江戸時代には湯治場として栄えました。

大自然の中にある、昔ながらの日本のノスタルジックな雰囲気が漂う温泉宿は乳白色の湯が印象的です。

 

「乳頭の湯」の検証結果

温浴効果(体の温まり度合い)が、5度を上まったことから高い評価になりました。一方、温浴効果の持続の方は、そこそこの評価。ただ、30分後も足湯前より1度ほど温まった状態を保てたことは魅力です。

保湿力は、今回の検証において最高の12.90%もアップしました。

かなりぬるぬるの肌ざわりも相まって、モニターからも肌のしっとり感が高いという感想が出ました。

水色の少し入った乳白色の湯は乳頭温泉の自然に囲まれた温泉風情を思い出させます。硫黄の香りがほのかに漂います。

 

入浴剤「乳頭の湯」詳細

・色:乳青色

・成分:炭酸水素Na/流酸Na/塩化Na/炭酸Ca/酸化チタン/PEG-400/トリラウレス‐4リン酸Na/ステアリン酸/アスコルビン酸Na/プルラン/酸化K/チオ硫酸Na/温泉沈殿乾燥物/ シリカ/黄1 ※ご当地の温泉沈澱乾燥物ではありません。

 

同率2位. 高い温浴効果が検証された湯「箱根の湯」

評価

温浴効果 保湿力 香り お湯の色 肌ざわり 点数
体の温まり 10分持続 30分持続
ほぼなし すべすべ 4.3点

 

箱根温泉とは

出典:AC

東京都心からのアクセスが抜群の神奈川県にある「箱根温泉」。

箱根全山のいたる場所から温泉が湧き出し、その量もさることながら、肌に優しいアルカリ性の単純温泉や殺菌力が高く皮膚炎などに効能が期待できる酸性泉・硫黄泉などをはじめとする泉質の多彩さでも人気を集めます。

 

「箱根の湯」の検証結果

5.7度も温度が上がり温浴効果(体の温まり度合い)は最高評価、また、温浴効果の持続の方も、10分後・30分後ともに最高評価を獲得しました。

保湿力は約3%アップとなり、モニターの感覚的にもあまりしっとり感は感じられませんでしたが、それよりもすべすべの肌ざわりで、サッパリ感が気持ちよく味わえます。

わずかに透明感のある白色の湯で、香りはほとんど感じられません。

 

入浴剤「箱根の湯」詳細

・色:無色

・成分:炭酸Na/塩化Na/硫酸Na/炭酸水素Na/炭酸Ca/三リン酸5Na/チオ硫酸Na/温泉沈殿乾燥物/ シリカ ※ご当地の温泉沈澱乾燥物ではありません。

 

1位. 温浴・保湿効果ともに優れたとろみのある湯「由布院の湯」

評価

温浴効果 保湿力 香り お湯の色 肌ざわり 点数
体の温まり 10分持続 30分持続
硫黄の香り ぬるぬる 4.5点

 

由布院温泉とは

出典:AC

「由布院温泉」は、大分県の由布岳の麓に広がる温泉地です。

周りを1,000m級の山々に囲まれる盆地にある温泉は、素朴な雰囲気と洗練された雰囲気が混在しています。

無色透明の単純温泉の柔らかな肌ざわりのお湯は、子供から高齢者までに親しまれるお湯です。

 

「由布院の湯」の検証結果

温浴効果(体の温まり度合い)は、5.8度も温度が上がったことからとても良いといえるでしょう。

また、温浴効果の持続も、10分後は他の入浴剤と比較して温度がやや大きく下がりましたが、その後は下がり幅が緩くなり30分後でも足湯前と比べ約1.5度高い状態に保たれた結果、最高評価を獲得しました。

保湿力も約10%アップと、温浴・保湿ともに優れた入浴剤として1位になりました。

とろみのある、ぬるぬるの湯は、珍しい紫色をしていてわずかに硫黄の香りが漂います。

 

入浴剤「由布院」の湯詳細

・色:乳藤色

・成分:炭酸Na/炭酸水素Na/硫酸Na/塩化Na/炭酸Ca/チオ硫酸Na/酸化チタン/PEG-400/

トリラウレス‐4リン酸Na/ステアリン酸/アスコルビン酸Na/プルラン/炭酸K/温泉沈殿乾燥物/ シリカ/赤106/青1 ※ご当地の温泉沈澱乾燥物ではありません。

【温泉マイベスト(入浴剤編)】入浴剤比較表

今回の検証結果を表にまとめると以下の通りです。

順位 入浴剤名 温浴効果 保湿力 香り お湯の色 肌ざわり 点数
体の温まり 10分持続 30分持続
1位 由布院の湯 硫黄の香り ぬるぬる 4.5点
2位 箱根の湯 ほぼなし すべすべ 4.3点
2位 乳頭の湯 硫黄の香り 乳白色 ぬるぬる 4.3点
4位 草津の湯 硫黄の香り 緑白色 とろみ 3.8点
5位 熱海の湯 ほぼなし 黄白色 すべすべ 3.5点
6位 登別の湯 硫黄の香り 乳白色 ぬるぬる 2.8点

 

【温泉マイベスト(入浴剤編)】を参考に、バスタイムを楽しもう

出典:PIXTA

今回は、楽天やamazon、Yahoo!ショッピングで人気の「自宅湯原料シリーズ日本の名湯おすすめ6選」に注目して、各温泉地の入浴剤を比較してみましたがいかがでしたでしょうか?

温浴・保湿効果もちろんですが、バラエティあふれる色合いの入浴剤がセットになっていて、毎回気分を変えて入浴できる優れものです。

また、もしこの温泉の入浴剤だけを試したい場合は、各入浴剤の紹介に記載したリンクから購入することもできます。

今回の記事を参考に入浴剤を試して、日々のバスタイムを楽しみましょう。