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<2022年版>安心して出かけたい!下呂温泉のコロナ対策状況は?

更新日:2022年9月9日

コロナ禍でも、温泉に出かけて癒されたいという方は多いのではないでしょうか。観光地の多くで観光客が減少するなか、岐阜県の名湯・下呂温泉では安心して温泉を楽しんでもらいたいという思いから、独自のガイドライン「下呂スタンダードガイドライン(GSG)」を策定、実施しています。こちらの記事では、GSGについて詳しく解説します。

独自のガイドライン「下呂スタンダードガイドライン(G.S.G)」を策定

下呂温泉観光協同組合では、「下呂スタンダードガイドライン(Gero Standard Guideline/G.S.G)」を策定してコロナの感染防止対策を実施しています。こちらのガイドラインには、温泉や宿泊施設利用時に安心して過ごせるよう、従業員の取り組みや感染防止対策、利用者へのお願いなどがまとめられています。下呂温泉を訪れる際には、ガイドラインをしっかりと守り、安心して楽しく過ごせるよう心がけましょう。

従業員の取り組み

・接客・清掃・料理中はマスクを着用する
・うがい・手洗い・各所の消毒を徹底する
・毎日の健康チェックや体温測定を徹底する

館内の感染拡大防止策

提供:下呂温泉 山形屋

提供:下呂温泉 山形屋

下呂温泉の各施設では19もの項目をあげて細やかに館内の感染防止策を実施しています。

大きく分けると消毒、飛沫対策、3密対策の3つになります。

消毒は共用部への消毒用アルコールの設置やルームキーやスリッパへのアルコール消毒などです。飛沫対策はフロントやレストラン、送迎バスなどのアクリル板、ビニールシートの設置など。3密対策としてはチェックイン・アウトの時間をずらす工夫、エレベーターの重量設定変更などが挙げられます。

その他、換気や利用客全員の身元確認や検温なども実施しています。

利用者へのお願い

感染拡大を防ぐには施設側だけでなく、利用する側もルールやマナーを守る必要があります。そこで下呂スタンダードガイドラインでは「利用者へのお願い」として防止策が設定されています。

具体的にはマスクの着用や大声を出さない、団体旅行や大人数での宴会を控えることなどです。また発熱などの症状が出た場合は従業員に速やかに申し出るようにしましょう。

詳細は下記の下呂スタンダードガイドラインをご参照ください。

参考:下呂 スタンダード ガイドライン

G.S.Gが施行されている地域

下呂温泉郷には下呂温泉の他、小坂、萩原、馬瀬、金山の5つのエリアがあり、7つの温泉が点在しています。小坂エリアの温泉は炭酸水素塩泉という特徴があり、肌をなめらかにしてくれる作用があると評判です。また、下呂温泉の隣の金山エリアでは、温泉はもちろん、飛騨街道金山宿の散策も楽しめます。マイカーを利用すれば移動も楽なので、下呂温泉郷をめぐる旅もおすすめです。

下呂温泉郷の宿泊施設では下呂スタンダードガイドラインが徹底されています。感染防止のステッカーを貼ることはもちろん、アルコール消毒、朝食バイキングでの個別取り分け廃止、送迎バスは間隔をあけて着席することなどで対策しています。

楽しい企画でコロナに対抗

 

下呂温泉観光協会

出典:下呂温泉観光協会

コロナの影響で下呂温泉には近隣県から訪れる方が多くなっています。電車やバスなどの公共交通機関の利用が減少する一方、マイカーの利用が増えているという特徴もあります。

これを受け、下呂温泉では下呂市のスイーツを車でめぐる「素肌美人スイーツ」ドライブスタンプラリーや下呂温泉郷の湯めぐりスタンプラリーなどを企画し、盛り上げていました。今後もさまざまなイベントの実施に期待したいところです。

 

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