日本の温泉地で一番熱い源泉の温度は何度?

更新日:2024年4月23日

この記事を書いた人

たけちゃん

普段はパソコンと向き合うデスクワーク、休日は疲労回復&リラックスのために温泉を訪れるのが定番の過ごし方。温泉情報には常にアンテナを張って、気になる温泉があるとちょっと遠くてもドライブがてら遠出します。山の中にある温泉や海の近くなど、自然の中にある温泉が好きです。温泉でリフレッシュした後は、近隣のおすすめグルメをチェックするのも恒例です。

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出典:PIXTA

日本で一番熱い源泉の温度は何度?

① 105度

② 150度

③ 80度

 

◆ヒント◆

大気圧下では、水道水は沸騰してもこの温度にはわずかに達しません。

ヒントを参考に考えてみよう!

答えはわかりましたか?正解はこちら

正解は、「① 105度」でした。

そんなにも熱い源泉があるんですね。

105度という日本で一番熱い源泉は、長崎県の「小浜(おばま)温泉」に湧いています。

温泉についての知識が一つ増えたところで、小浜温泉について詳しく紹介しましょう。

小浜温泉とはどんな温泉地?

出典:AC(ほっとふっと105)

長崎県雲仙市の小浜温泉は、島原半島の西側にある温泉地。

橘湾を臨む海辺の温泉街に、共同浴場や貸切温泉、旅館が立ち並びます。

街の至る所で湯けむりが立ち上る様子は、温泉風情たっぷりです。

出典:PIXTA(画像はイメージです)

海と一体化したような感覚になれる貸切の海上露天風呂や、海を見晴らす露天風呂が自慢の宿が数多くあり、入浴と絶景をセットで満喫できます。

小浜温泉ならではの熱いお湯を体験したい方は、「旅館 國崎」を訪ねてみてはいかがでしょうか?

なんと、97度の源泉から給湯温度が65度という熱々のお湯を、日帰りでも楽しめます。

小浜温泉の泉質はナトリウム塩化物泉で、神経痛や関節痛、慢性消化器病、きりきず、リューマチなどの効能が期待できます。

出典:AC(ほっとふっと105)

また、「ほっとふっと105」には日本一高い源泉温度105度にちなんだ長さ105mの足湯も。これは日本一の長さを誇ります。

お湯が川のように流れている足湯で、上流の方はさすがの熱さですが、下流の方はゆっくりと浸かれる心地よい温かさです。目の前には橘湾の絶景が広がります。

出典:PIXTA(温泉蒸し釜)

他にも源泉の蒸気は、小浜温泉の名物料理「蒸し釜料理」にも活用されています。

ひおうぎ貝やサザエなど好きな食材を蒸し釜に入れるだけ。素材の味が凝縮して甘味や旨味がしっかり味わえます。

小浜温泉からひとあし伸ばせば「雲仙温泉」も楽しめる

出典:PIXTA(雲仙地獄)

雲仙(うんぜん)温泉」は、強い硫黄臭ともうもうと立ち上る湯けむりに包まれた「雲仙地獄」で有名な温泉地です。

小浜温泉からは車で20分ほど山を登った場所にあります。

雲仙温泉の泉質は、強い酸性で殺菌効果や美肌効果のある硫黄泉。

共同浴場や日帰り温泉を受け入れている宿がたくさんあるので、小浜温泉とはまた違った湯を楽しめるのが魅力ですね。

また、温泉街には地元グルメの名店や、雲仙銘菓の雲仙湯せんぺいの老舗もあります。ほんのり甘い軽い食感のせんぺいは、散策のお供にピッタリです。

<温泉地詳細>
・住所:長崎県雲仙市小浜町
・アクセス方法:飛行機で「長崎空港」へ。「長崎空港」からバスに乗り約40分で「諫早駅前」下車、バスを乗り換え約50分で「小浜」下車。雲仙温泉へは、小浜温泉から雲仙行きのバスに約30分乗り「雲仙」で下車。


小浜温泉へ行ってみよう!

出典: PIXTA(小浜の夕陽)

橘湾の水平線に沈みゆく夕日もまた印象的な小浜温泉。

このクイズをきっかけに、日本一の源泉の温度を誇る温泉地へ出かけてみませんか。