あわせてチェック!高血圧の方の入浴ポイント

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血圧が高くなると、脳卒中や心筋梗塞などになりやすく、また、血圧が下がると意識を失ってしまうこともあります。

高血圧の方が温泉に入浴する際は、次のようなことに注意しましょう。

・急な温度変化を避ける

急に温度が変化すると、血圧が急変する可能性があります。

入浴時は、シャワーで体を温めてから湯舟に浸かったり、入浴後は、体が一気に冷えないように、タオルを体に巻くなどして工夫しましょう。

また、浴槽から急に立ち上がったり、慌てて風呂場から出たりせず、常に行動はゆっくりを心がけましょう。

・熱いお湯は避け、39〜41度のぬるま湯に

湯温が42度を超えると、血圧が上がりやすくなります。

温泉は、30~41度くらいのぬるま湯に10~15分程度浸かるのがおすすめです。

ぬるま湯は、副交感神経を優位にしてくれ、血流を増やし血圧を下げてくれる作用があります。

・食後2時間は入浴しない。飲酒したら入浴は避ける

食後2時間くらいは、血液が胃に集中し血圧が下がっています。

入浴すると、さらに血圧が下がり貧血になる可能性もあります。

また、飲酒すると、アルコールによって血圧が下がります。

酔って感覚が麻痺すると浴場での怪我に繋がる可能性もあるため、入浴は避けましょう。

参考:EPARK|高血圧でも安心して入浴を!7つのチェックリストを押さえて心配事を減らそう

温泉で癒されながら高血圧の改善を目指そう!

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放置すると、さまざまな病につながる可能性のある高血圧。

高血圧は、認知症リスクの一つとも言われます。

温泉でゆっくり癒されながら高血圧の予防や改善ができたら、こんなに嬉しいことはありませんよね。

高血圧が気になる方は、今回の記事を参考にして、高血圧に効用がある温泉地を訪れてみてはいかがでしょうか。