栄光の1位に輝くのはどこだ!?検索ランキングTOP3~1位

第3位:【兵庫】ミシュラン2つ星の風情「城崎温泉街」 (1,600検索)

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さて、次はいよいよトップ3のご紹介です。

第3位に入ったのは、志賀直哉の小説の舞台でも知られる「城崎(きのさき)温泉」。1,300年以上の歴史を持つ兵庫県を代表する温泉地の一つです。

平成25年(2016年)には「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン(改訂第3版)」で2つ星を獲得した世界にも認められた観光地でもあります。

町の中心を流れる大谿川(おおたにがわ)と太鼓橋、そして川の両側でゆらめく柳や軒を連ねる古い木造の旅館がなんともいえぬ風情を醸し出しています。

城崎温泉の湯

外湯めぐりの発祥地ともいわれる城崎温泉には、個性が異なる7つの外湯があります。

それぞれ不老長寿や家庭円満といった縁起担ぎが設けられているので、全部巡って温泉の効能と共にご利益をもらいましょう。

泉質は共通してナトリウム・カルシウム-塩化物・高温泉で、神経痛や筋肉痛、うちみ、消化器病などの効能があります。

城崎温泉のグルメ

城崎温泉街には、レストランや食べ歩きグルメの店が約50軒、ほか遊技場や老舗ギャラリーなどが立ち並びます。

カニ漁が解禁される11月上旬には、高級食材の松葉カニや香住(かすみ)カニなどが街中に出回り活気にあふれます。

カニをはじめとする日本海の海産物や兵庫県名産の但馬牛(たじまうし)などを存分に味わいましょう。

同率第1位:【兵庫】太閤秀吉が愛した温泉「有馬温泉街」 (2,400検索)

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今回の調査では、1位に2つの温泉街が踊りでました。

同率1位になった一つ目は、群馬県の「草津温泉」・岐阜県の「下呂温泉」と並んで三名湯と言われる兵庫県の「有馬(ありま)温泉」です。

温泉街らしい土産屋などの風情を感じる街並みが広がる有馬温泉は、太閤秀吉が愛した温泉としても有名で、ひときわ目をひく赤い欄干の「ねね橋」に、温泉街入口には夜のライトアップが幻想的な「太閤橋」と、色々な秀吉公ゆかりのスポットがめぐれます。

有馬温泉の湯

有馬温泉は、「金泉」と「銀泉」の2つの源泉が有名です。この2つの源泉には、世界的にも珍しく環境省の定める9種の病療泉のうち硫黄泉と酸性泉を除く7つもの成分が含まれています。

濃いオレンジ色のように濁った金泉は、鉄分と塩分を含み、保湿作用や末梢血行障害や冷え性などの改善が期待できます。

また、銀泉には、炭酸を含み血行促進の効用のあるものと、ラドン線を含み自然治癒力が高まるものの2種類があります。

金泉に浸かれる「金の湯」と、銀泉に浸かれる「銀の湯」という外湯では、観光客でも気軽にそれぞれ金泉と銀泉を堪能できます。

有馬温泉のグルメ

有馬温泉街には、そば、カレー、釜めしから、神戸牛を使用したすき鍋、ハンバーグなどバラエティ豊かなレストランに、ジェラートなどの食べ歩きグルメの店も合わせて50軒ほど揃います。

有馬温泉の名物お菓子は、炭酸泉を利用した「炭酸せんべい」や「炭酸サイダー」です。

炭酸せんべいは、店先で職人がリズミカルに焼く様子が見られ、タイミングが合えば焼き立てを購入できます。

有馬温泉でしか体験できない味に出合えるのは、旅の醍醐味でしょう。

同率第1位:【静岡】海沿いから山手まで広がる「熱海温泉街」 (2,400検索)

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同率1位に輝いたもう一つの温泉街は、静岡県熱海市にある「熱海(あたみ)温泉街」です。

熱海温泉は、相模湾沿いの海岸から山手にかけて広がる、風光明媚で温暖な環境から「日本のハワイ」とも言われ、かつては新婚旅行先として親しまれました。

東京都心からのアクセスも良好で、今でも日本を代表する大温泉地の一つです。

温泉街は駅近辺のアーケード​​から海岸沿いまで広がっていて、旅館やホテルをはじめ、海の幸を堪能できる食事処や土産処などで賑わいます。

季節を通じて楽しめる花火大会も、熱海温泉の魅力です。

熱海温泉の湯

塩化物温泉と硫酸塩温泉が約9割を占める熱海温泉は、1日の総湧出量約24,000tの実力を誇ります。

塩分が皮膚を覆い保温作用にすぐれるので、特に神経痛をはじめ、冷え性などの効能が期待できます。美肌に良いメタけい酸含有率が高い温泉が多いのも特徴です。

日帰りで利用できる温泉施設や旅館が多数あるので、日帰りでも宿泊でも楽しめるのが人気の理由の一つでしょう。

熱海温泉のグルメ

先ほど説明したように、熱海温泉は太平洋に面していることから海の幸に恵まれたスポットです。そのため、しらす、アジなどの海鮮料理から、熱海名物の干物、イカメンチ、伊豆揚げの名店などがひしめきます。

一方で、昭和のテイストあふれる洋食店から、古民家カフェ、お風呂のような内装の今風カフェなど、雰囲気の異なる休憩スポットも多数あります。

もちろん、土産物も温泉まんじゅうなどのスイーツから、干物・漬物まで選び放題です。

検索数ランキングを参考に注目の温泉街に足を運び、温泉・グルメを堪能しよう!

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今回は全国の温泉街グーグル検索数ランキングをご紹介してきました。人気の温泉街のラインナップは、特に都心から気軽にアクセスできる温泉街が人気のようです。

令和2年(2020年)にはじまり、令和4年(2022年)も新型コロナウイルスの影響が続いているため、コロナ禍の情勢を見つつではありますが、この記事を参考に注目の温泉街に足を運ぶ計画を立ててみてはいかがでしょうか。